211027 今日の散歩コースは定番中の定番、本門寺へ。池上小学校脇の急な階段を登って妙見堂を通るルート。やや暖かいが、どんよりとした空。すっかり葉を落とした木々が寒々しい。
恥ずかしながら、ここを此経難持坂(しきょうなんじざか)ということすら知らなかった。意味は法華経を受持し広めることが困難ということ。消えかかった文字は「池上本門寺の表参道96段の石段坂。石段は、慶長年間に加藤清正が寄進したものと伝えられている。妙法蓮華経(法華経)宝塔品の偈文の96文字にちなんで石段を96段とし、偈文の文頭の文字をとって坂名としている。」
星亨とは明治時代の衆議院議員。強引な政治手法かつ金権体質であったことから、オシトオルなどと呼ばれてたらしい。当初、ここに彼の銅像が立っていたのだが、第2次大戦末期、金属供出により台座を残して撤去された。星家が台座を本門寺に寄進されたということだ。
この先の小径を下って、池上会館正面に出て、そこから呑川沿いを。すると、またこの光景。