ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

田園調布せせらぎ館での初練習

210808 感染者数も気になりますが、台風も接近中ということで、危ぶまれた今朝の練習、決め手になったのは初めて利用するこの会場です。ご覧の通り練習場の目の前は一面、緑の森が広がっています。

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これまで利用していた、この公園の反対側にある富士見会館閉鎖に伴い、ここで練習する機会が今後増えそうです。立地は多摩川駅の至近、徒歩1分で、しかも建物の設計には新国立競技場でも改めて名を馳せた、今や日本を代表する建築家の一人、隈 研吾氏があたりました。

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多摩川の駅を出てすぐ左側に目を転じればこの通り。

隈 研吾氏自身の解説が大田区のHPにもありましたので、以下に貼り付けます。

田園調布せせらぎ館は、丘陵の地形に隣接する森の縁側をイメージして設計された建物であり、森とのバランスを考慮し、屋根を短冊のようにいくつにも分割することで周りの景観の中に溶け込むよう設計されています。
日本建築の特徴である縁側は、内と外の中間に位置し、最も外部を満喫することができる空間です。休憩スペースでは、縁側のような気持ちの良い日陰の中で本を読んだり、ゆったりとくつろいでいただけます。
また、同じく日本家屋の特徴である「はなれ」をイメージして設計された棟にはカフェも併設されています。
床、壁や小物も景色にあった色合いが選ばれており、多目的室や集会室では、室内にいながら自然を感じられ、絶えず緑の脇にいる気分が味わえるのが魅力です。
区民の皆様が希望する様々な用途に柔軟に対応できるデザインになっているので、せせらぎ館も区民の皆様と一緒に成長してくれると良いと思っています。

地元木材を多用した、すこし国立競技場にも通じるデザインで見学者も結構多いようです。

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おしゃれなカフェ、「ルシェッロ」(文字通り”せせらぎ”)

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森側は全面ガラスで、こんな素敵な空間を提供しています。

これほど素晴らしい会場で練習するのは初めてです。しっかり歌わないと会場に申し訳ないようにすら感じてしまいます。

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会場スタッフの皆さんもはいへん親切で、事前に確認の電話をいただき、椅子の並べ方など、ファックスすれば、会場側で用意下さるとの暖かいご案内までいただきました。

今日は、やはりこの会場が使えるとあって、悪い条件が重なった(コロナ禍+台風)にもかかわらず22名の参加がありました。久しぶりにマエストロが登場、モツレク最終章となるLUX AETERNAを練習しました。