210925 大田区から所沢まで行きましたよ、ドア・トゥ・ドアで往復4時間ほど。
仕掛け人は左下の赤星裕子さん。2018年夏の椿姫での練習ピアニストでお世話になって以来、なにかとご縁があって、行っちゃいました。しかも出演者の中に何人も昔から知っている方や、合唱の指導していただいている歌手もおられるものですから、これは行かないという選択肢はないです。
かなり遅れて申し込んだのですが、たまたま良い席に取り消しが出たとラッキーにも一番聴きやすい、見やすい席をとっていただき、でゆったりと堪能しました。でも、まさかの正味3時間近く。そりゃそうです、22人もの出演者が35曲も演奏するのですから!下手から登場、演奏、上手へ退場、すぐ下手から次の歌手・演奏者が登場と、それはそれは盛りだくさんでした。
休憩は5分しかなく、それを3回です。ロビーでお客さん同士がおしゃべりするチャンスもなく、これはある意味、コロナ禍でのリスク回避にもなったので、却ってよかったのかもしれません。
第1部は日本、中国、韓国、イタリア、オーストリアの歌と演奏。
第2部はフランス、イタリア、アルゼンチン、スペインの歌、そして第3部は日本の近代歌曲です。
そして第4部はミュージカルとシャンソン、映画音楽と楽しい楽曲でしめくくり。残念なことにエントリーしていた押川浩士さんは体調不良のため、出演をとりやめました。あくまでも大事を取ったまでで、後で聞いたところでは、すでに回復されたようです。
いやはや、なんとも豪勢な布陣ではないですか?なかなかこの時期、これだけの出演者を集めるのは並大抵ではない力仕事だろうと想像します。前述の赤星裕子さんが中心に企画・構成をされたようです。恐れ入りやのナントカカントカです。
新星もいれば、熟達・熟練の演者もいて、いちいちコメントは控えます、というよりできませんが、あえてあげれば、愛燦燦を歌われた古橋郷平さんでしょうかね。オペラ歌手がこの種の歌を歌うと、とかく平板になりがちですが、実に巧みに歌われて、思わずうなりましたね。それとヴィオリンのソンイルさん、心に染み入る演奏で、今後が大いに期待されます。
4時半頃に終演したので、すぐに舞台裏に回って(もちろん、事前に特別な許可をいただいて)みたのですが、全員の舞台上での集合写真撮影の呼び出しがかかっていて、数人の歌手たちしか会えませんでしたが、しっかりちゃっかりツーショットも撮影しました。帰宅は6時半でした。