220815 LA BANDERA(スペイン語で軍旗)1935年、フランス映画、96分、監督:じジュリアン・デュヴィヴィエ
31歳のジャン・ギャバン、さすがに初々しいです。パリで殺人事件を起こして、なぜかバルセロナに逃げています。そこで、早々に財布を擦られて一文なし。仕方なく街のポスターを見て、外人部隊に入隊。アフリカ戦線に送られます。駐屯していたモロッコで土地の娘(アナベラ、この時、28歳)と一緒に。
実はかれをつけねらっていたフランス人がいたのですが、そこに気づくのは・・・。ま、単純な話ですが、なんたって1935年(昭和10年)ですからねぇ〜。もうそれだけで価値のある作品、しかも名匠デュヴィエヴィエですから、余計なツッコミはなしでこの古臭い名画を楽しみました。
それにしても、スペインで募集した外人部隊なのに、なぜか部隊内では全員フランス語というのも、考えてみればヘンな話ですが、ま、野暮なことは、この際,考えない方がよさそうです。