240812 今年、4回目のフェスタはもう最終日です。今日もプレトークから参加しました。
愚亭が中学生の時に学校から渋谷の映画館へ連れて行ってもらい見たのがディズニーの「ファンタジア」!感動したのなんのって、その後、10回以上も映画館に見に行ったぐらいですから。
今日の演目にはこのファンタジアに登場した「禿山の一夜」と「魔法使いの弟子」が含まれていまして、どうしても聴きながら映像を思い出していました。
他は日本人作曲家の作品が取り上げられていました。吉松 隆の「アトム・ハーツ・クラブ組曲第2番」はほぼジャズと言っていいでしょうか。さすがアメリカを基点に活躍しているMo.原田の選曲です。みんなノリノリ、しかも、合間に聴衆にも指パッチンをさせて、楽しく聴きました。こんな曲があるんですね。
ヴァイオリンのソリストとして登場した川久保賜紀さんが演奏した伊福部 昭の曲はかなりの技巧が要求される難曲でしたが、ロス育ちの川久保さん、楽しげに弾かれていました。この曲、途中でゴジラのメロディーが出てきて、思わずニンマリ。プレトークでMo.原田との会話では、二人の時はいつも英語で日本語で話すのは初めてとか、意外な事実が披露されました。
ラストの演目、ガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」ですが、これをヴァーチャルで演奏しました。どういうことか、よく分からないのですが、正面と左右に大型のモニターが置かれて、そこに下の画像に見られるような姿のピアニストが登場して、モニター映像で演奏したのです。仕掛けというか仕組みがよく分からないのですが、大変興味深く聴きました。誰かが実際に弾いているのを映像で見せるのでしょうが、非常にうまくできていて、分からないながらも感心しました。
長いこと東響の首席を務めているニキティンさんですが、なんと我が大田区民第九合唱団の定期演奏会に出演していただいたことがあるんです。
てなことで、フェスサマミューザ2024のフィナーレコンサート、意外なエンディングとなりました。
今日は初めて1階左セクション前から2列目のなかほどに陣取ったのですが、ここはダメです。近すぎて、弦以外、まったく死角ですから。今日みたいに管楽器、打楽器が活躍する曲の場合はサイテーの座席選択でした。反省、反省!