241122 日生劇場で「ピーア・デ・トロメイ」鑑賞後、蒲田へ移動、アプリコ大ホールでの演奏会に臨みました。さすがにちょっと疲れましたが、行った甲斐がありました。
↓ご覧のようなラインナップで、第九の前に、これだけの演目が並びました。第九ソリスト全員が1曲ずつ披露するという贅沢な企画です。
みなさん、大熱演でしたが、中でもバリトンの青山 貴さんのアンドレア・シェニエからの「祖国の敵」には痺れました。気が付けば、しばらく自分に封印していた「ブラーヴォ」を叫んでいました。それほどド迫力の熱唱でした。
くだんのアリアは、上にあるように、かつての親友、シェニエに対する告発状を書くジェラールの複雑な心境吐露の場面で、その緊迫感が圧倒的です。↓こんな優しいお顔であんなシリアスな歌を、とその落差が楽しめました。