250101 視聴中の「SEAL TEAM」のシーズン1全22話を観終えたところで、一旦小休止。娘に勧められるままに見たのがこの映画です。
邦画を見る機会は少ない方ですが、最近、増えました。多少、洋画に飽きがきたのかな。
本作は、最近見たTVドラマ「海に眠るダイアモンド」と同じ脚本家、野木亜紀子の作品というのも視聴しようと思った主因です。そして期待に違わず見事な出来栄えでした。
何十年か前に起きた日本初の劇場型犯罪と言われた「グリコ・森永事件」をベースにした塩田武士の原作の映画化です。
現在は京都で小さなテーラーを営む曽根俊也(星野源)が自宅で偶然見つけた昔のカセットテープに録音されていた幼き日の自分の声が、自分の知らないところで犯罪に使われたことを知って、悩み真相究明に乗り出します。
一方、新聞記者の阿久津(小栗旬)は世紀の未解決事件を追うという特集番組を任され、事件を洗い直していきます。この2人がたどり着いた先は・・・・。
終盤、イギリスのヨークが登場します。なかなかうまく撮影していて、そのあたりも感心しました。2時間を超える長尺で、しかも結構複雑な展開です。途中で眠気を催したりしましたが、まあまあ納得の完結でした。