ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

住宅街でのサロン・コンサート

250629  以前、一度だけ、所属する合唱団の関連で市ヶ谷のルーテル教会へ聞きに行ったことのある芹澤佳通さんのコンサートに行ってきました。この方、なんでも自分でやってみないと気が済まないタイプらしく、いかにも手作り感、満載のコンサートでした。

オペラハウスとはよく名乗ったものですが、自由が丘駅から徒歩10分ほどにある住宅の3階が席数60ほどの小サロンの仕様になっています。この方の声、とてつもなく大きいので、この20倍ぐらいの空間でちょうどよい感じです。さて、演目は、

ご覧のように、いろんな要素を詰め込んだ内容です。合間のトークがとにかくやたらユニークで、大変楽しく過ごせました。

4番目のCARUSOでは、ハイDを連発、いやはやとんでもない高音!こんなの、生で聴いたのは初めて!

そしてゲストで登場したメッゾの櫻井陽香さんの歌われた⬆︎この曲、これまで一般的なヴァージョンで聴いていたのですが、実際には今回のようにサムソンが絡んでるんですねぇ、初めて知りました。

単独のアリアで歌われることが多く、それゆえ終盤、デリラが🎵〜サンソン、サムソーン〜🎵と歌っていますが、実際はサムソンが🎵〜デリラ、デリラ〜🎵って。

二重唱の箇所は、サムソンの声がやたらでかいから、デリラが聞こえなくなるほど。でも、この櫻井さん、いい声していますし、低音が断然響くのにも驚きました。

歌い終わってから、30分ほど、レクチャー・コーナーってのがあって、彼が自作の資料をもとに、歌唱法の解説をしてくれるのですが、これが実に説得力があって興味深く聞きました。

最後に歌われた訳のわからないタイトルの曲は抱腹ものでした。

⬆︎添付資料の一部。他は彼の「専売」らしいので、ここに転載するのは控えました。

芹澤佳通の魅力全開の楽しい演奏会でした。