250715 HOME OF THE BRAVE 米 2006 1h46m 原案(共)・監督:アーウィン・ウィンクラー

イラク戦線で傷ついた兵士たちの帰還後の生活ぶりを中心に描く、戦争映画というより、むしろ社会派ドラマです。
冒頭20分ほどイラクでの戦闘場面がありますが、かなり壮絶な描写で、緊張します。そこからは彼らが帰還後、どういう人生が待っているか、シリアスなドラマに一転します。
本国帰還が2週間後と決まった部隊が最後の任務で、イラクの町を通過中、敵側の急襲に遭い、ジェシカ・ビール扮するヴァネッサは、道路脇に仕掛けられた爆弾で右手を失うという重傷を負います。50 Centことカーティス・ジャクソン扮するジャマルは、一瞬の判断ミスで民間人の老婆を撃ち殺してしまい、そのトラウマで人生が大きく狂い出します。
トミー(ブライアン・プレスリー)は大の親友で同僚、ジョーダンを目の前で敵兵に射殺され、救えなかったことで自分を責め続けます。除隊後の再就職も思うようにならず、結局は再び戦地に赴かざるを得なくなります。それが最後の選択とは悲しすぎます。
軍医のウィル(サミュエル・ジャクソン)は至近弾で跳ね飛ばされた兵士たちに懸命の救助活動をしますが、何人もの死に立ち会うことにも。除隊後、家族たちとうまく折り合えず、特に年頃の息子とはことごとに対立します。が、やがて・・・・
4者4様で、立ち直る糸口をなんとか見つけた者も、やけくそになって墓穴を掘った者も、さまざまで時間だけが過ぎていきます。なんともやりきれない気分が横溢しますが、救いは、ヴァネッサにいかにも人の良さそうな恋人ができそうなシーンが最後に見られたことかな。