250731 今年もこの季節が到来。もはや愚亭にはフェスサマミューザは風物詩になっています。
このシリーズ、2005年に立ち上がっていますので、20回目となります。多分、すべてこの期間にミューザ川崎へ来ています。多い時で5回、少ない時でも今回のように3回はここへ来ています。オープニング近く、中間、そしてフィナーレにチケットを買うことが多いです。なんと言っても安いですから!

20分ほどのプレトークで、Mo.小林資典(もとのり)が初登場。ご本人は対話形式でなくて、ひとりで日本語でおしゃべりすることはないので、非常に緊張していますと。
「日本語で?」というところにいささか違和感が。あとでわかるのですが、この方、ずーっとドイツで生活しておられるので、ドイツ語が日常語になっている様子。
デュッセルドルフからドルトムントへ移ってすでに20年以上といいますから、確かに日本語を忘れそうな環境でしょう。
緊張していると言う割には大変落ち着いた話っぷりでした。中でも、元旦、ウィーンでは華やかにニューイヤーコンサートが開かれ、世界各国に放映されるのは、我々も午後7時からのNHKで見ていますが、このマエストロ、敢えて自宅では見ないのだそうです。理由はクラシックを生業としているので、どうしても仕事モードになって、寛げないからという話はとても印象的でした。

菊池洋子さんは、ここの舞台で何度か聞いていますので実力の程はよく知っています。今日の演目は深く心に沁みました。なんど聞いても素晴らしい名曲ですが、なぜか今日ほど聞き惚れてしまったことはないような気がします。

「こうもり」序曲は大好きなオペレッタで、なんども観ていますのと、コロナ禍直前には短縮版ながら、自分も大田区主催の公演で舞台に立ったこともあり、馴染み深い旋律で、おもわずのりのりに。

25分に凝縮した薔薇騎士組曲、不思議に今日はすーっと入ってきました。愚亭はこの作曲家、かなり苦手で、聴く機会はできるだけ少なくしていましたが、幕間に飲んだ一杯の白ワイン効果なのか、なんか分かったような気分になれました。
それにしても、今日のプログラム、なかなか見事な構成でした。カーテンコールでは撮影OKとアナウンスがあったので、撮らせもらいました。
読響、圧巻の名演奏、Mo.小林も読響との相性の良さが窺い知れる演奏でした。また、コンマス、日下紗矢子さん、まじかにソロが聞けてこれまた至福でした。

左はコンマスの日下紗矢子さん。ヴァイオリンの腕は確かですし、上背もあり、見栄えもばっちり!(これって、ルッキズムに抵触かも。失礼!)

