250919 職業柄、入社以来パスポートはずーっと手元にあったのですが、10年ぶりの海外旅行(大連3泊)のために、必要になりました。
スマホとマイナカードで申請(所用30分)、んで受領は本人確認があるので、有楽町の交通会館2階のパスポート受領センターへ。
窓口で名前と生年月日を告げるとたちどころに手交、所用わずかに1分!支払いも含め、すべてスマホで完了していたとは言え、あまりのことに呆気に取られました。
それから、上野に向かい、西洋美術館へ。車内で電子入場券を購入し、B1会場の「スウェーデン国立美術館 素描コレクション展ールネサンスからバロックまで」を小一時間ほど鑑賞しました。

章立てはイタリア、フランス、ドイツ、ネーデルラント(なぜかオランダではありません!)の4部門。全部で84点が展示されていました。この順番は重要度かな?よく分かりません。作品の古い順?ということでもありませんし、そもそもスケッチなので、製作年代が特定できるのはごくわずかなのです。
スケッチはそれ自体で完結するものもありますが、その後に油絵製作の準備段階で描かれることも少なくありません。いずれにしても、筆跡が鮮明に残されているものが多く、作者の熟達ばりや、くせとか好みが見られて、大いに興味を惹かれました。



以上は当館のホームページから拝借しました。以下は自分で撮影したものです。








スケッチ展の後は、もちろん常設館に行きましたよ。これがこの美術館のいいところ。企画展の料金で常設館も見られるのはほんと助かります。国立新美術館などは、そもそも常設館がないから、こういう真似はできないのです。
珠玉の常設館は、毎度、感嘆あるのみ。大原美術館の収蔵品も素晴らしいですが、松方コレクションのありがたみを身近に感じられる至福の時です。しかも、建物そのものが世界遺産、ル・コルビュジエの作品そのものですし!この時ばかりは東京在住でよかったと、しみじみ・・・。


積もった埃を指でなぞった跡まで描きこんでいますね。驚愕!こんな巧みの技の作品を残した画家、まったく知りませんでした。
ちなみに、解説右下のスマホマークと数字ですが、入口付近であらかじめQRコード読み込んでおくと、30点ほどの作品の音声解説が無料で聞ける仕掛けです。これも最近当館が採用したもので、かつての有料ガイドの代替として優れてありがたいものですね。


セザンヌって、こんな暗くて地味な作品も残していたんですね。


300点もあると言われるモネの蓮、これはそのごく初期の作品という意味で、極めて貴重な作品でしょうか。
ところで、各作品の横に上に見るように解説があります。世界中、どこの美術館にも作者の名前や作品制作年代など、簡単な説明はありますが、日本のように細かく、しかも日本語だけでなく概ね英語併記、当館では、中国語、ハングル表記も加えているのは、なかなかです。
ここは、最近撮影自由ということになっています。時折撮影禁止の作品もあるので、要注意です。こういうのは、他館からの借り物の場合のみ。
今回気づいたのはSNSはダメというもの。スタッフに聞くと、あくまでも個人で楽しむようにという趣旨から、ブログも含めSNS掲載を禁止している作品、特に現代作品があることに今回初めて気づいた次第です。
それと、地名表記ですが、カタカナではヴェネツィアというふうに言語発音に忠実にしてあるのに、横文字はすべて英語にしてあるのです。VENEZIAではなくVENICE、MILANOではなくMILANと。これも当館のルールのようです。愚亭には違和感しかありませんでしたが。(笑)