251023 米 2014 Jack Ryan: Shadow Recruit (影の採用)1h45m 監督:ケネス・ブラナー

トム・クランシーが作り上げたヒーローの名前です。彼を主人公にした映画作品も「レッド・オクトーバーを追え」から始まって枚挙にいとまがないほどの多作。主人公を演じた役者もアレック・ボールドウィン、ハリソン・フォード、ベン・アフレックなどがよく知られています。
2014年の本作ではクリス・パインがライアンを演じています。あどけない顔ですが、なかなか公演しています。相手役の悪役に監督もやっているケネス・ブラナーが。ロシア人に扮していてロシア語訛りの英語が実に真実味が。
一方、ライアンの恋人役キャシーを演じるのも英国人のキーラ・ナイトレー(多分、ナイトリーと発音するのが正しいかと)は、わざとらしい米語訛りで、同じ英国人であるブラナーとは対照的。
またライアンをリクルートするCIAのえらいさんになるケヴィン・コスナー、おひさしぶりです。撮影時59歳ですが、昔のまんまで、とても若々しいです。(ちなみに、今は70歳!)
ライアンがロンドン留学中に例の9.11が発生、急遽帰国して海兵隊に入隊、その後、アフガンへ。乗っていたヘリが撃墜され、脊椎損傷。
長いリハビリ生活。その時に知り合った看護婦キャシー(ナイトレー)と一緒になるわけですが、その前にCIAにリクルートされ、偶然、ロシアの陰謀を知り、自らモスクワに乗り込み、西側を金融的な壊滅に追い込もうとする悪玉、チェレビン(ブラナー)と対決、というお話。
展開が速く、またアクションやカーチェイスなどの見せ場もたっぷりで、娯楽映画としては成功でしょう。