251204 GOD'S POCKET 2014 米 1h28m 脚本・監督:ジョン・スラッテリー

名優と言ってもいいフィリップ・シーモア・ホフマン最後の出演作品であり、割と好きな俳優のジョン・タトゥーロが出演ということで、見ることにしました。
期待以上でした。ブラックユーモアに満ちたコメディーであり、ホラーですかね。結構怖いシーン、ありましたよ。
この原題、「神のポケット」ですが、フィラデルフィアにある架空の地名。Devil's Pocketという地区はありますが・・・。撮影はニューヨーク州のヨンカーズで行われたとか。
食い詰め者の吹き溜まりのような、というとチト言い過ぎかも知れませんが、そんな感じの土地です。そこで、ホフマンの若奥さん(クリスティーナ・ヘンドリックス - これがとんでもない美人で、グラマラス!演技はイマイチ)の連れ子の、いつもナイフを振り回しているようなイカレポンチが、人種差別的言動を繰り返した挙句、さんざん揶揄った黒人に職場で撲殺されますが、駆けつけた警察には全員ダンマリ作戦。結局、事故死扱い。
これを母親であるホフマンの若妻は、ぜったい裏になにかあると、地方紙の名うての記者に助けを求めるのですが、この昼間っから酒浸りの敏腕(?)記者(リチャード・ジェンキンス、この人は上手い!)が若妻の肉体美にイチコロ。んで、やばい仲に。当然小さな街だから、噂に。
一方のホフマン、タトゥーロとは競馬仲間で、いわゆるギャンブル狂で、葬儀用にとバーでの飲み仲間が集めてくれた浄財を一瞬にしてすってしまいます。さあ、どうする。義理のとは言え、一応息子の葬儀は立派にやってあげたいという見栄はたっぷりですから。
まあまあ、意外に見せてくれます。要所要所に仕込んだ小ネタが小気味よく破裂して、クエンティン・タランティーノの「パルプ・フィクション」('94)を思い出したりしました。
それにしても主役のホフマン、薬物の過剰接種で46で亡くなったのは残念というしかないです。