260131


昨年11月に行われた本公演のトークイベントにも参加したりと、なみなみならぬ関心を抱いていたわけです。まずは「新世界より」が愚亭の若い頃から好きな曲ナンバーワンでして、何十回聴きに行ったか。
それとこの左利きのマエストロとこの若手ピアニスト、それまで名前すら知らなかった方ですが、大いに関心があったものですから。
果たしてこの演奏会は、こうした我が方の勝手な期待に大いに応えてくれて、大々満足でした。
佐川和冴さん、鳴り止まぬ拍手に応えて、まぁすごいテクニックを多用するアンコールを聴かせてくれました。いきなり耳馴染みのメロディーが。「こうもり」の序曲の例の旋律。でも、作曲家は?下の方に画像がありますが、聞いたことのない作曲家の作品でした。
彼のフレッシュなテクニックによる演奏を聞いた後は「新世界より」!これまた圧巻の演奏でした。読響さん、やりますねぇ。オーボエの女性奏者、余裕の笑顔で出番を待ちます。やおらコールアングレをやや高い位置(膝の上?)に置き、ゆっくりと引き寄せて吹きましたねぇ。
その後のコンバス6台によるピッツィカート、心に沁みました。木管の耐えなる響きが鎮まると、どんどん少なくなる弦楽器のアンサンブル、最後は首席ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、3台だけの美しいハーモニーで2楽章がたっぷり余韻の残して。
ところで、チューバですが、ほとんど出番がなく、奏者はただただ演奏を楽しんでいるようでした。4楽章の金管が吠えるところも、チューバを床に置きっぱなしで。終演後、パートごとに拍手を受けるところでも、かれだけ楽器を置いたまま。ま、重いということもありますが、あんだけ演奏箇所が短い(2楽章の実質8小節!)と、4楽章大活躍の他の金管奏者と一緒に拍手を浴びるのが恥ずかしいってな感じなんですかね。(笑)
一説にはドボルジャークの妻が在米時代、チューバ奏者と浮気しているという噂を耳にしたドボルジャークが敢えて、短くてもチューバの出番を作り、演奏旅行中、彼を監視したとかいう都市伝説も。
今日も歩いて会場入りしたのですが、開演15分前で、なんと建物の外にまで列が。指定席なのに?寒いから中で待っていましたが、列が途切れないうちに10分前となったので、仕方なく並びましたが、スタッフたちももう始まっちゃうよ、と焦り気味。
もう少しスムーズな入場、工夫できないもんですかねぇ。2階入り口のもぎりが少ないせいもあるけど・・・。確かに、@¥3,000という入場料ということもあって、今日は満席ではありましたけどね。私は早めに予約していたので、左バルコニー最前列の右端という絶好のポジションで聴きました。
