260408 CRIME 101 米英 2026 2h20m 監督:バート・レイトン

面白かった!レイトン監督、会心の作品。LAを舞台にしたクライム・サスペンス。マイティー・ソーのクリス・ヘムズワースがひどく渋くていい味だしています。もっといい味なのが刑事役のマール・ラファロ!ぴったしのハマり役です。
対するハル・ベリー、老けましたねぇ。まだ59歳ですが・・・。ちょっと残念。それと端役で登場のニック・ノルティ、うーん、なんとも・・・。ちょっと寂しい!
連続で貴金属・宝石店を主なターゲットにしている強盗、ジェームス(ヘムスワース)、そろそろ足を洗うことを考え始めています。結構、根は真面目で、控えめな生活態度で好感持たれる役どころ。
対する刑事のルー(ラファロ)は、刑事歴はそこそこ長いのに、要領が悪いのか一向にうだつがあがりません。でも、やっと昇進のチャンスが巡ってきそうです。というのは、ハイウェイ101号線沿いで決まって起きる強盗事件、同一犯人と睨んでいます。しかし、仲間も上司も信じません。彼の、なんとなく鈍重なイメージがそうさせているのでしょう。
ジェームスは最後に大仕事を企て、それで足を洗うことを考えています。その大仕事とは保険会社絡みの計画で、保険会社に勤めていながら、なかなか昇進できず、退職を考えているシャロン(ハル・ベリー)に接近、情報と引き換えに多額の報酬を約束し、さっそく実行に。
奇想天外とも言える終幕、うまい!と思わず叫びそうに。なんかいっぱい食わされた感が強いですが、なんとも言えない爽快感も同時に味わえます。見事です。
またこの監督のカット割が素晴らしく、主役3人のマッチカット、例えば悪役の持っている拳銃が映ると、次の瞬間、それは主人公の拳銃の場面に変わっていたりと、そうしたシーンが次々に出てきて飽きさせません。
なんとなく、監督・脚本家のポール・ハギスの作品、特に「クラッシュ」を想起させてくれました。