260411 ベルカントに特化したコンサートです。これを得意とする3人の歌手が、どなたも実にすばらしかったです。場内からブラーヴィの絶叫が半端なく響いていました。私も時折。


ベルカントと言えば、ドニゼッティ、ベッリーニ、そしてロッシーニの3人が圧倒的な存在感で聳え立っています。今日はベルカントの真髄とも言える、この3人の作品を軸に据えての演奏会です。

それにしても、ソプラノ抜きというのはどういう意図なんでしょうか、よく分かりません。誰かご存知なら教えていただきたいものです。
つい最近も映画ではありましたが、ベッリーニの「清教徒」を見たばかりということもあり、小堀勇介さんが歌った、その中の名アリア、”A te o cara"(「愛するあんたに」)には我慢しきれず、2階バルコニー席から叫んじゃいました。Bra〜〜〜〜vo!!!!

小堀さんは日本を代表する超高音域が出せる数少ない歌手ですからねぇ。多分、なんどもハイDは出していたと思います。海外では、イタリアのアントニーノ・シラグーサとかペルーのフアン・ディエゴ・フローレスがつとに知られている世界です。
こういう声を出す歌手というのは、普通のテノールとは明らかに違う歌い方をしていますから、普通のオペラ・セーリアなどでの出番はむしろ限られているとも言えるかも知れません。
山下裕賀さんは、実は地元合唱団を指導する吉田貴至さんがご自分のプロデュースの舞台に登場させているので、コロナ以前からなんどかお聞きしているし、同じ舞台にも立たせてもらったことも。上手いです!まだお若いのですが、かなり年季が入ったような印象すら受けます。
池内響さんも、相当昔から何度も。歌だけでなく舞台映えもするバリトンですから、あちこち引っ張りだこのようです。
ピアノ伴奏のこの方、私はよく知りませんでしたが、相当人気があるようです。(笑)
今日はやはり9割ぐらいは埋まっていた印象でした。春を通り過ぎてすでに初夏の陽気でした。帰路は新橋まで歩きましたが、さすがに汗ばみました。