260430 昨年9月上演予定だったのですが、妙な事件絡みで、中止となりました。そのままお蔵入りかと案じていましたら、なんとこの度、復活上演!いそいそと小学生時代を過ごした豊洲へ向かいました。

ほぼ満席でした。カルメンは若い頃から見に行ってますから、何十回になるか、数えきれないほど。今回もお目当ての江口二美さん主演公演だけでも数回以上。今回はご主人のテノール青栁素晴さんとの共演。なんせ実の夫婦ですから、息が見事に合って、素晴らしい絡みのシーンの連続で、大いに盛り上がりました。

冒頭、構成も担当されたMo.飯坂 純が登場、前奏曲演奏の後、マイクを使わず大声を張り上げながら曲目解説をされました。前の方に陣取りましたから難聴の愚亭でも、しっかりと聞き取れました。
上の文章にも書いてありますが、カルメンでは欠かすことのできないハバネラが、今回はありません。その理由をマエストロが丁寧に説明されました。ビゼーの勘違いで、スペインの民謡とばかり思っていたら、ちゃんとした作曲家の作品であることが判明、これじゃ盗作になっちゃう、かと言って、前半の最大の見せ場でもあるので、すこしだけ変えて、盗作と見られないようにして演奏するのが一般的らしいです。
ま、そんなこんなで、順調に進行し、ラストですよ。最大の見せ場ですからねぇ、さて、どんな演出か!ま、ゲネで大体の動きは知っていましたが、アッと驚いたのは、最後の最後に、字幕を写していた背景の縦型ブラインドがゆっくり回転、字幕の文字は読めなくなりますが、代わって、東京湾の夜景が!とりわけレインボー・ブリッジがしっかり見えて、随分味なことをやってくれたものです。

ミカエラ役の永井千絵さん、ピュアな美声で、巧みにやや地味ながらも重要な役を演じ切っていました。それにしてもホゼってーのは、とんでもなヤツですよね。自分の母親を実母以上に愛情をもって世話してくれていながら・・・なんともだらしない、張り倒したくなります。(笑)
エスカミリオの豊嶋祐壹さん、歌唱はメチャウマなんですが、欲を言わせてもらえれば・・・もうちょっとだけ舞台映えしてくれればと、ないものねだりでした。(笑)
それから、忘れてはいけないのが、大昔から存じ上げていて、江口さんとも大の仲良しのユミユミこと坂野由美子さん、とにかくひょうきんで楽しい方、この方が乗ると舞台が一気に華やぎますからねぇ。

左端の奥にレインボー・ブリッジが。