131221
これがミューザでの第九の本年最後の演奏会なのか、アンコールとして、「蛍の光」が演奏されたのだが、合唱団とソリストは用意したLEDのペンライトを、そしてオケの楽団員は楽譜台にLEDを取り付けて、見事な雰囲気を醸し出した。これには、ほぼ満席の聴衆は感動しかなかった。
バッハのヴァイオリンとオーボエとための協奏曲は典雅そのもの。まさに天上の音楽、しびれた。荒さんのフレッシュなオーボエ演奏と、いつもにこやかな大谷康子さんの独奏が、自在なアンサンブルを聴かせてくれた。
第九、思わず一緒に歌っていた。合唱は160人ほどだったが、さすがプロ、決まってたねぇ。大友直人マエストロの演奏は、どちらかと言うと、ゆったりめで、この方が自然な印象を受けた。(我々の演奏は、ベートーベンの指定のスピードだったらしいけど、ちょっと早過ぎたように感じていたので)
ソリスト、いずれ劣らぬ精鋭揃いだったが、「蛍の光」では、アルトの清水さんがP席にまで挨拶されていたのが印象的だった。
#65