ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「俺の焼き鳥」へ

151128 昔の職場仲間たちと行ってきた。「俺の・・・」シリーズは、フレンチからスタート、その後イタリアン、スパニッシュ、焼き鳥、焼肉、中華と、とどまるところを知らない勢い。ご存知「ブックオフ」創業者の坂本 孝氏が考えたコンセプト。ブックオフ時…

四谷、路地裏のビストロ

151125 昔の職場仲間と2ヶ月に一度の夕食会。今回は、久しぶりにフレンチ、と言っても肩のこらないビストロへ。知る人ぞ知る、結構老舗の店「パザパ」である。以前からその存在は知ってはいたが、なかなか来るチャンスがなかった。 丸ノ内線四谷三丁目と都…

「ウィーン気質」

151125 4日公演の最終日、塩田組だ。 この演目、目立ったアリアは多くはないが、全体にウィーンの華やかさが、ぎっしり詰まった演目と言えるだろう。 どちらの組もそれぞれ素敵な歌い手が配されていて、両組が見られない(時間的ではなく経済的理由で)者と…

「コードネーム U.N.C.L.E.」

151124 原題:The Man from U.N.C.L.E. イギリス 114分 若い頃、毎回結構楽しみに見ていたテレビシリーズの映画化。あの時は、ナポレオン・ソロにロバート・ヴォーンというアメリカ人俳優、そして相手のイリヤ・クリヤキンにはデイヴィット・マッカラムとい…

「FOUJITA」

151123 日仏合作 126分 脚本・監督:小栗康平 評価が極端に別れる作品。確かに視点を変えるだけで、自分の中でも評価が割れる。映画は、前半がパリ、後半(前半より少し長いが)を日本での彼の足跡を辿るという手法で撮っている。 パリでは、当初食うや食わ…

「安藤赴美子&笛田博昭ジョイント・リサイタル」

151122 今、日本のオペラ界を牽引していると言っていい、最も旬なお二人によるジョイント・リサイタル。フランコ酒井さんの企画だ。 前半はプッチーニ、ビゼーと、やや軽めの演目。一転、後半はヴェルディ、ジョルダーノ中心とした重めの曲を並べてある。 笛…

藤岡市へ。

151120 名前しか知らない土地へ行ってきた。勤務先の関連で、たまたま募集があったモニター・ツアーに参加。町おこしの一環、プロの目で実際を見てもらって知恵を出してもらおうとことで、地元JTBが企画したツアーである。 いつになく早起きして、8時前に新…

退院した友とノヴェッロを

151119 親しい学友が、無事手術を生還したので、快気祝いを彼の住むマンション近くのイタリアン、GIANICOLOで。彼の家で、つまみを少々いただき、白ワイン(フラスカーティ)を半分を開けてきたので、オーダーはごく控えめ。 いきなり、ドーンとこんなのを見…

「ブロッケンの妖怪」@シアター・クリエ

151118 抱腹絶倒!久しぶりに涙が出るほと笑った。竹中の演技に負うところ、すこぶる大。今日は、前から2列目で申し分なし。 湖上のパレス風邸宅、1年に一度、それも夜に、音もなく湖面に浮かび上がる映像、グロッケン現象かと思えば、そうではなく、こち…

初めてZAZを生で聴く@オーチャードホール

151117 数年前、NHKの番組で偶然その存在を知ったZAZ、独特のしゃがれ声が妙に心に響く歌手である。単なるシャンソンでなく、ジャズとのフュージョンとでも言うのか、しみじみ聞かせるのも悪くないが、アップテンポの方により魅力があるように感じる。それと…

「ミケランジェロ・プロジェクト」

151116 原題:The Monuments Men 米 118分 期待していただけに、ちょっと落胆!ジョージ・クルーニーは、近年、出演より製作、監督に意欲を燃やしているようで、監督作品にも「グッドナイト&グッドラック」のような佳作もあり、なかなかの才人として知られ…

「ドン・ジョヴァンニ」@日生劇場

151115 階段状のセットは、予想以上に高くて、そこを素早く動き回る演技を求められる歌手たちの苦労はいかばかりかと、同情しながら見ていた。特にタイトルロールを演じた池内 響さんは、もともと身体能力が高いのか、難なく櫓から櫓へ飛び移ったり、駆け下…

日生劇場舞台フォーラム 2015 舞台美術考察 オペラ「ドン・ジョヴァンニ」

151112 興味津々の案内が舞い込み、しかも入場無料!勤務の後、有楽町で途中下車。 すでにドン・ジョヴァンニ用の舞台が組み上がっていた。というか、この日、学生向けの公演があり、舞台は使用したままにしてあったと言うことか。随分階段が多くて、こりゃ…

「プラド美術館展」@三菱一号館美術館(ブロガー内覧会)

151112 抽選の結果、幸運にも内覧会に招待された。これは懇切な解説が聞けて、条件付きながら、写真撮影も許可されるという特典が嬉しい限り。 プラドの至宝が102点もここに結集、しかも選りすぐりの名品ばかり。確かに小品が多数を占めるものの、館長や学芸…

「サヨナラの代わりに」

151111 原題:You are Not You 米 121分 [監]ジョージ・C・ウルフ ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症した元ピアニスト、ケイト(ヒラリー・スワンク)と、彼女を支えながら人間的に成長していくベック(エミー・ロッサム)の話。 夫が手配してくれた完璧なプ…

久しぶりのロシア料理

151110 関西圏からの友人夫妻を迎えて、嘗ての職場仲間が新宿西口のロシア料理店に集合した。 この店、確か20年ぐらい前に一度、今回のメンバーの一部と来て、最後に飲んだウォッカで散々酔っ払った記憶があるが、どうも当時とは店の作りを変えているよう…

「風景画の誕生」@ザ・ミュージアム(渋谷Bunkamura)

151110 ウィーンにある美術史美術館所蔵の風景画70点を展示しているユニークな展覧会。人類史上、初めて風景画と呼ばれる作品を世に出したのは1515年頃のヨアヒム・パティニールとされている。それまでは人物画だったということか。その人物が画面上で小さ…

「1001グラム ハカリ知れない愛のこと」

151110 原題:1001 Gram ノールウェー・独・仏合作 91分 製作・脚本・監督:ベント・ハーメル (「キッチン・ストーリー」2003) この邦題のつけ方は見事!ついでに、上のチラシの図柄もなかなか。キログラム原器が主人公という、かなり風変わりな作品。「キ…

「ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展」@パナソニック汐留美術館へ

151109 先日紹介した本展へ行った。 展示作品は70点ほどだから、ゆっくりと見て回って所要ちょうど1時間。また、平日の午後だったので、カミさんとのんびりと楽しませてもらった。 ゴーギャンとその仲間のエミール・ベルナールらが唱える”総合主義”という…

エベレスト 3D

151108 原題もEVEREST 米 121分 製作・監督はアイスランド人のバルタザール・コルマウクル 1996年、実際に起きた悲劇をベースにしている。この大惨事については、生存者を含めて、いろんな人がいろんな形で書き残しているから、真相は大部分解明されている。…

フレッシュ名曲コンサート@きゅりあん

151107 二つの演目とも最も好きな部類に入るので、これも売り出しと同時にチケットを入手。ベストポジションで堪能できた。 ⬇︎この伊藤悠貴というチェリスト、若いが、まったく物怖じせず堂々たる名演奏を披露。今後が楽しみな若者である。 チャイコフスキー…

「放浪記」@シアタークリエ

151106 以前から大ファンの若村麻由美と、最近ファンになった仲間由紀恵が出るとあって、売り出しと同時にチケットを購入。幸い、最前列で見ることができた。二人とも目力が半端じゃないし、演技的にも言うことなし。脇も皆うまい。特に安岡に扮する村田雄浩…

船友の個展へ

151104 船友と言っても、ラオス号ではなく、欧州からの帰国で利用したベトナム号の方の船友。当時、彼女は女子美の先生をしてらした。50年を超える付き合いになる。 いかにも女性らしい作品が多いが、すでに80を超えて、少しだけ作風が微妙に変化してい…

小学校のクラス会

151031 昭和30年卒業の6年5組のクラス会、毎年参加者が減り続けている。昨年は101歳の恩師を亡くしたこともあり、特に女子の中にはは参加意欲を失った人も。当日は、世田谷線世田谷近くにある常在寺の先生のお墓にお参りしてから、三軒茶屋の会場へ。女…

「華麗なるイタリアオペラの真髄」

151101 カミさんのお友達のオススメということで、まあお付き合いで。それに、会場が近くのミューザ川崎というので、行ってみたのだが・・・・ 主催者がどのような事情で連れてきたのか定かじゃないけど、このタイトルはいくらなんでも、ちょっと・・・とい…