261022 2026年 2h5m 脚本・監督:吉田光希

⬆︎このポスター、見事なデザインです。
なにやら不気味なタイトルに惹かれて視聴しました。まあまあよくできた社会派医療サスペンスでした。
自身が終末医療の最前線を経験してきた久坂部羊のデビュー小説の映画化です。
老齢期医療の対策として、麻痺などで機能を失った手足を不要な部位(これが廃用身)として切除する治療を推し進める漆原医師(染谷将太)を主人公に、合理性を追求した医療がもたらす老人たちの運命を不穏な筆致で描き出します。
漆原が院長を務める“異人坂クリニック”では、ある画期的な治療が老人たちの間で秘かに広まっていました。それは、麻痺などにより回復の見込みがない手足を、身軽になれることで健常部位の活性化が図れるという理由で切除してしまう医療行為のことです。
噂を聞きつけた編集者の矢倉(北村有起哉)は、老齢期医療に革命を起こす可能性を感じ、漆原に本の出版を持ちかけるのでした。
と、まあかなり無理筋の展開で、いずれ破綻するのは見え見えでしたが、着想の面白さで最後まで視聴しました。







