ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

CHANEL PYGMALION DAYS 10th

141128 銀座シャネルにあるネクサスホールで開かれている恒例のシリーズ、10年目の節目で、これまで出演した声楽部門の歌手6名による演奏会。 当然、人気が高く、はやばや応募したものの、当選の確率が極めて低いと半ば諦めていたら、1週間前に当選通知…

「インターステラー」

141126 原題もINTERSTELLAR 米 169分と長尺。製作・監督・脚本(弟のジョナサン・ノーランと共同):クリストファー・ノーラン(ダークナイト、インセプション、インソムニアなど、彼の作品の邦題は12本とも全て原題をそのままカタカナ表示!) ⬆️荒涼たる…

LEO NUCCI バリトン・リサイタル@芸劇(池袋)

141125 久しぶりに”巨匠”を聴いた。この人、現在72歳。体力勝負のオペラ本公演は無理にしても、こうしたリサイタルでは、ますます元気!いきなり「私は街の何でも屋」と来た。かなりの高音をガーンと響かせて、場内割れんばかりの拍手喝采である。 字が小…

「レッド・ファミリー」

141124 英語タイトルもRED FAMILY 100分 製作・脚本・編集:キム・ギドク、監督:イ・ジュヒョン 韓国で理想の家族を演じる一家⬆️、実は北朝鮮のスパイ団⬇️。その名も「ツツジ班」と可愛いが、上層部からの指令で、やっていることは脱北者の始末など、実に恐…

第7回静岡国際オペラコンクール入賞者記念コンサート

141120 ゲスト出演の高橋絵理さんのブログでこのコンサートのことを知ったのが3日前。慌てて、高橋さんにチケットを取ってもらった。もちろん、入賞者については、知識ゼロであったが、十分堪能できる内容であった。とりわけ第1位の鴫原奈美さんの演唱には…

「天才スピヴェット」

141120 原題:THE YOUNG AND PRODIGIOUS T.S.SPIVET 105分 仏・加合作。脚本・監督:ジャン=ピエール・ジュネ(「アメリ」、「ロング・エンゲージメント」)、出演:カイル・キャトレット、ヘレナ・ボナム・カーター 最近の作品はどこの国のものかわからな…

ウッフィーツィ美術館展

141119 シニア無料デーを利用して、東京都美術館へ。ウッフィーツィとは言うが、実際には、その他の美術館からの出品もあり、厳密にはウッフィーツィ及び周辺美術館展だろう。実際、よく説明書を見ると、ウフィツィ美術館に所蔵されている作品をメインに、ア…

「マダム・マロリーと魔法のスパイス」

141118 原題:THE HUNDRED-FOOT JOURNEY(100フィートの旅)インド・米合作 122分 原作はポルトガル生まれのアメリカ人、リチャード・モライス(ポルトガルの姓)。製作:スティーブン・スピルバーグ、監督:ラッセ・ハルストレム(スェーデン人)、出演:ヘ…

「6才のボクが、大人になるまで」

141116 原題:BOYHOOD 165分 米 原案・製作・脚本・監督:リチャード・リンクレーター (BEFORE SUNRISE, BEFORE SUNSET, BEFORE MIDNIGHT三部作)出演:パトリシア・アークエット(ロザンナ・アークットは姉)、イーサン・ホーク こんな映画、見たことない…

二期会クリスタルコンサート@すみだトリフォニーホール(小)

141114 このコンサートの趣旨もろくに知らず、単に知っている歌手が数人いらしたので、切符を買っていたコンサート。プログラムのメッセージ欄に、「入会オーディション合格者、幹事会推薦者、全国にある二期会からの移籍者が、東京二期会員として初めて出演…

夢見るフランス絵画@Bunkamura ザ・ミュージアム

141112 先に観に行った姉が絶賛していたので、遅まきながら、映画鑑賞後に観てきた。平日の午後4時半頃だったせいか、場内はガラガラ。これだけごっそり印象派の名品が並んでいるというのに、なんともったい無い!それにしても、この乙女チックなタイトルは…

「やさしい人」

131112 原題:TONNERRE (ブルゴーニュ地方の寒村の名前。雷鳴の意味も)フランス映画 100分 監督:ギヨーム・ブラック(47歳で、これが3本目) 主演:ヴァンサン・マケーニュ パリでロックバンドを組み、多少は名を知られたこともあったが、それはもう昔…

「誰よりも狙われた男」

141110 原題:A MOST WANTED MAN (THEでないところに注意)原作はジョン・ル・カレ、21作目の小説。そしてこの作品がクランクアップして1週間後に急逝したフィリップ・シーモア・ホフマンの遺作。46歳は余りに惜しい!薬物過剰摂取による中毒死なら、あ…

「小泉和裕&都響with南紫音

141108 三軒茶屋で開かれた世田谷区立桜小学校のクラス会に出て、ほろ酔い加減で駆けつけたコンサート、恐れていた通り、睡魔に襲われ、せっかくの名演奏だのに、もったいないことをした。 南紫音さんは初めて聴かせてもらったが、かなり男性的な演奏で、豪…

「ジョルジョ・デ・キリコ ー 変遷と回帰」展 web内覧会

141104 内覧会に参加。冒頭、館長のご挨拶の後、学芸員の萩原敦子さんから40分ほど、主要作品の解説をいただいた。 構成は、 I 序章:形而上絵画の発見 II 古典主義への回帰 III ネオバロックの時代 - 「最良」の画家としてのキリコ IV 再生ー新形而上絵画…

「シャトーブリアンからの手紙」

141104 原題:LA MER A L’AUBE (夜明けの海)仏独合作 いわゆる戦争秘話、実話を基にした悲劇を、「ブリキの太鼓」の名匠、フォルカー・シュレンドルフが描く。 どこの戦争でも、大なり小なりこの種の話はゴマンとあったろう。仏独間でもまたしかり。独軍支…

ミューザ川崎での集い

141102 ミューザ川崎主催の「友の会感謝のつどい」に参加。12時半からホール2階のドリンク・コーナーで開催された。10周年記念行事の一環で初企画。東響のメンバーとファンがワインを飲みながら、寿司をつまみながら交歓するという趣向。千円ポッキリで…

「イコライザー」

141031 原題もEQUALIZER デンゼル・ワシントン出演作は随分見ているが、これもよくできている。こうした訳ありの男を演じさせると実に上手い。ますます好きになる俳優だ。アントワーヌ・フークア監督とは、「トレーニング・デイ」(2001)以来。 元CIA敏腕えー…