ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「ザ・シークレットマン」

180227 MARK FELT: THE MAN WHO BROUGHT DOWN THE WHITEHOUSE (マーク・フェルト、ホワイトハウスを倒した男)米 103分 製作:リドリー・スコット、ピーター・ランズマン、脚本・監督:ピーター・ランデスマン(「パークランド ケネディー暗殺の4日間」201…

「バーフバリ 伝説誕生」

180226 インド 138分、BAAHUBALI THE BEGINNING 2015年作品、脚本・監督:S.S.ラージャマウリ 伝説の戦士を扱った壮大なスケールで撮った記念碑的作品。インドで過去最大の観客動員を記録。撮影時間も投入したエキストラ人数など、あらゆる分野で記録を達成…

マーラー2番「復活」、初挑戦

180225 地元合唱団所属ソプラノから誘われ、時間不足や練習会場(大久保)などを理由にして、当初はその気はなかったのだが、名門合唱団の特別枠で歌える、しかも参加費の@¥5,000に惹かれて、参加することに。本番は暗譜というのが不安の種だったが、申し込…

「ハートストーン」

180224 HJARTASTEINN(アイスランド語でハートストーンのことらしい)アイスランド/デンマーク 129分 監督:グズムンドゥル・アルナル・グズムンドソン(いかにもアイスランドらしい名前!) アイスランド映画を見るのは「馬馬と人間たち」以来だから、5年ぶ…

「サーミの血」

180224 SAMEBLOD (英語ではSAMI BLOOD) スェーデン/ノールウェイ/デンマーク 108分、脚本・監督:アマンダ・シェーネル 昨年の第29回東京国際映画祭出品作。 こういうあからさまな人種差別が起きていたこと、日本はおろか世界でも多分ほとんど知られてない…

「グレイテスト・ショーマン」

180223 米 104分 監督:マイケル・グレイシー(初監督作品)「ラ・ラ・ランド」の作詞・作曲チームと組んで、実在したP.T.バーナムという型破りな男をミュージカルとして取り上げた作品。 なんども予告編で見てたが、それほど食指を動かされなかった。単なる…

オペラ「サド侯爵夫人」ふたたび@カワイ表参道コンサートサロン・パウゼ

180222 昨秋も見ているが、ホールを替えて、ほぼ同じキャスティングの上演を見て来た。前回よりはるかに小規模な会場で、こんどは前から4列目左端に陣取ったので、その効果か、あるいは他の要素か、今回の方が圧倒的に自分には手応えがあった。→前回のブログ…

「ロープ/戦場の生命線」

180221 A PERFECT DAY(完璧な1日)2015 スペイン106分 製作・脚本・監督:フェルナンド・レオン・デ・アラノア(これが2本目というスペイン人) 監督より、出演者の顔ぶれを見て行くことにした作品。これだけのビッグネームが揃うんだから、いい作品だろう…

マーラー「復活」、最終オケ合わせ

180220 今日は、ソリスト初参加でのオケ合わせ。体調、万全ではない中、江東区の森下文化センターまで出かけた。 今日は初めてソリストも参加しての最終オケ合わせ。ソプラノ高橋薫子は、1992年、新宿の旧グローブ座で「魔笛」のパパゲーナを見たのが最初だ…

「ジャンニ・スキッキ」+「道化師」@箪笥町ホール

180219 ご贔屓の青栁素晴出演ということで、風邪気味のところ、牛込まで出かけた。なんとも人を食ったようなチラシだが、主催者のOpera Project ANCORAとは、演出の三浦安浩(アンコウ)をもじったことは容易に想像できる。2007年から活動している団体らしい…

激動の昭和史 沖縄決戦

180217 149分 脚本:新藤兼人、監督:岡本喜八 1971年7月17日公開作品。公開後すぐに日比谷劇場で見ている。在外支店へ転勤が決まり、ヴィザ発給を延々待つ日々。とうとう挨拶に行くところもなくなり、今だからこそ明かせるが、勤務時間中に見に行った作品。…

「羊の木」

180216 監督:吉田大作 なかなか巧妙に作り込まれた脚本で、それなりに面白く見たが、設定自体に無理がある。いくら過疎地とは言え、国家プロジェクトとして、仮釈放中の受刑者、それも全員殺人犯を住民には一切極秘で一定期間住まわせ、刑務所側ではコスト…

「嘘を愛する女」

180215 予告編を何度かみているうちに、見たくなった作品。脚本・監督の中江和仁には初の長編作品というから、なかなかのもの。 5年も同棲し、愛した男が、外出先でくも膜下出血で倒れ、⬇︎警察から実は素性知れずの男と知らされた女。だまされていた悔しさ…

フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団@サントリーホール

180212 「復活」の合唱練習の前に、すでにチケットを購入済みだったコンサートへ。久しぶりにコバケンをP席から見ることになった。 P2-33という席からの眺め。最前列は下手側に3席、上手側にも3席だけ飛び出しているが、上手側は撮影機材が専有している。…

「スリー・ビルボード」

180209 THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI 米・英 116分 製作・脚本・監督:マーティン・マクドナー 自分の娘をレイプされた上、焼き殺され、しかも最後に娘に浴びせた心ない自分の言葉を絶対に許せない母親、ミルドレッド(フランシス・マクドーマ…

「ルドン ー 秘密の花園」展@三菱一号館美術館,ブロガー内覧会へ

180208 前半は黒っぽい不気味な絵ばかり描いていて、突然、鮮やかな色彩の世界へと一変して、観るものを驚かす画家、オディロン・ディロン(1840-1916)! まずはいつものように高橋明也館長からご挨拶を兼ねて、本展の概要説明があった。そもそもこの企画はこ…

「デトロイト」

180206 DETROIT 米 142分 製作・監督:キャスリン・ビグロー そう、あのイラクの自爆テロを扱った「ハートロッカー」やオサマ・ビンラーディン確保・殺害の「ゼロ・ダーク・サーティー」を撮った女流監督!この2本とも大変な話題作であったし、男より男っぽ…

「ラ・ボエーム」をセミステージ形式で楽しむ@人見記念講堂(三軒茶屋)

180204 出演者のブログで偶然知った公演。すぐに当該出演者に連絡してチケット手配してもらったら、素晴らしい席で、感謝、感謝! セミステージというのは、演奏会形式とほぼ同義語ということだろう。要するにないのは舞台装置だけで、その他は本公演と同じ…

<フレッシュ名曲コンサート>@めぐろパーシモンホール

180203 公益財団法人である東京都歴史文化財団が毎年主催する生オケシリーズで、都内各地のホールを1年巡回するようにして開催される。しかも格安なのがミソ。毎年、うちの近くのアプリコか、品川のきゅりあん(大井町)、今回はめぐろパーシモンと、ちょっ…

「ベロニカとの記憶」

180202 体調がかなり戻ったので、久しぶりにカミさんと映画を見に行った。 THE SENSE OF ENDING(「終わりの感覚」)英、108分、監督:リテーシュ・バトラ(インド人) 40年前の学生時代と現代とが交互に描かれる手法で構成されている。ロンドン北部、ハイ…