2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧
160728 旅友(アイルランドツアーで知り合った)の一人、K夫人のご主人が出演されるお芝居、これまで何度見に行っているだろう。今回はかなり本格的な舞台で、本来俳優座にかかる予定だったらしいが、他の公演との調整で、5階の稽古場が使われることに。従…
160727 さすがに世界的な指揮者だけに、5階のパイプオルガンの真横の席まで埋まる満員ぶりで、人気のほどが窺える。そう言えば、チャイコフスキー4番が終わった途端、ブラヴォーが飛び交い、スタンディング・オヴェーションをする聴衆も。 前半のヴァイオ…
160726 原題:Boomerang 仏 108分 脚本(共同)・監督:フランソワ・ファヴラ 記憶も定かでない幼い頃に、事故で溺死したと聞かされていた母は、どこでどんな風に亡くなったのか、ずーっと心に引っかかるものを感じながら過ごした30年。妻子とも離別し、仕…
160724 伝統の手作り区民オペラ、今年も嬉しい演目だ。毎度のことながら、AかBかで大いに悩む。どちらにも応援するソリストたちが出るからだ。できることなら両日来ればいいのだが、現実にはなかなかそこまではね。 出演者の一人から取ってもらった席は、こ…
160723 自分にとって夏の風物詩とも言える、約3週間に亘るフェスタ サマーミューザ(FSM)のオープニングを迎えた。そして、新たに音楽監督に就任しているジョナサン・ノットにとって初めてのFSMとなる。 やや睡眠不足気味だったこともあり、2曲目はほとんど…
160722 「ハンナ・アーレント」を撮ったマルガレーテ・フォン・トロッタの監督作品。原題:DIE ABHANDENE WELT 英語タイトルはTHE MISPLACED WORLD(多分、同じ意味) 父親が偶然ネットで見た著名なオペラ歌手が、1年前に死んだ母親にそっくりだから、出演…
160718 朝から気温が急上昇する中、11時前に上野着。世界遺産入りが決まったばかりの国立西洋美術館前は記念撮影する人などごった返している。早めに会場入り。早速着替えを済ませ、舞台での入りとハケの練習。164人もいるから、上手下手に分かれての入…
160717 スタッフ&キャスト、現在日本で考えられうる最高の布陣ではないだろうか。宮本亜門演出も二期会公演では、お馴染みとなった。オケも指揮も、合唱団も言うことなし。精緻にしてスタイリッシュな舞台装置、それにきらびやか過ぎないコスチュームも公演…
160715 ソプラノ歌手、坂井田真美子さんの初(?)プロデュース公演。開演すると、いつも坂井田真美子さんの伴奏をされるピアニスト石井里乃さんが登場、弾き始めたのが、なんと「すみれの花咲く頃」とは意表を突かれた。 今回の目玉は、坂井田真美子さんの…
160714 原題もBROOKLYN アイルランド・イギリス・カナダ合作 112分 監督:ジョン・クローリー(47歳、アイルランド出身、「BOY A」2007) 1950年初頭、憧れより不安いっぱいで故郷のアイルランドからたどり着いた新天地アメリカ。身元引受人の神父の世話で、…
160713 原題:ER IST WIEDER DA 独 116分 脚本・監督:ダーヴィト・ヴネント(39歳、これが初の日本公開作品。監督と脚本を半々ぐらいずつ手がけている) まさかこのような映画がドイツで作られとは思わなかった。何せあの国では、”ヒトラー”は禁句、タブ…
160711 原題:The Program イギリス 103分 監督:スティーブン・フリアーズ(英、'41生まれ、「あなたを抱きしめる日まで」 (2013) あるスポーツ選手のドーピングを扱った話。日本ではさほど知られていないが、ロードレースでは世界最高峰と言われるツール・…
160711 4月初旬から合唱練習を重ねてきたが、本番まで1週間となった。練習もゲネプロを入れてあと3回となり、先日の練習では、全員が本番のポジション通りに位置取りをして、荒牧小百合先生から、ポイントごとの指摘をいただいた後、本番で指揮をされる高…
160708 なんとも形容しがたき、凄まじいコンサート!なんといっても、この二人の実力のほどが大げさに言えば異次元だからだ。 板波利加さんは、日本でも稀な存在のソプラノ・リリコ・ドランマーティコ(と勝手に言わせてもらっている)だが、対する日野妙果…
160705 撮影・監督:森達也 早くも、”そう言えば、そんな事件、あったな”と思えるほど、急速に記憶から遠ざかろうとしているが、まだ3年も経っていない。愚亭もまんまと騙された口。わざわざミューザ川崎へ、大友直人が振る東京交響楽団の演奏で、彼の作品…
160703 今年1月に事業登録したばかりの団体の、いわば旗揚げ公演。目指すは、事務所の垣根を取っ払って、若手、ベテラン歌手を融合させた公演ということ。代表はテノールの岡田直樹さん。趣旨、大賛成だし、こうした団体がこれからも増えて、オペラを気楽に…
160703 このシリーズで、かくも素晴らしいドン・ジョヴァンニが楽しめようとは!!オケもないし、舞台装置もないから、いわゆる”演奏会形式”となるのだろうが、コスチュームは本格的だし、簡素ながらもちょっとした装置があり、演技もしっかりされていたから…
160701 バランスの取れた選曲も素晴らしいが、選抜された歌手たちも超豪華! どれもこれも、二期会デイズというタイトルにふさわしい演唱が続き、ラストまでたっぷり酔いしれた。 伴奏の河原忠之さんの飾らぬ人がらそのものの進行ぶりにも大変好感が持てた。…
160630 都路ガーデン主催のプチコンサートへ行った。滅多に行くことのない永福町にある60人程度の収容力のホールだ。その前に、永福町はその昔、高校時代の音楽教師が住んでおり、頻繁に行ってたが、その教師も亡くなってしまい、以来、まったく行く機会がな…
160630 歌劇ドン・パスクアーレは、ドニゼッティが1843年に作曲したオペラブッファで、のちにヴェルディのファルスタッフが登場するまでは、「セヴィリアの理髪師」(ロッシーニ)、「愛の妙薬」(ドニゼッティ)と並ぶ三大喜歌劇だったとか。 バスが主役と…