2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧
191128 THE IRISHMAN 米 209分 監督:マーティン・スコセッシ、脚本:スティーヴン・ザイリアン、原作:チャールス・ブラント すごい顔ぶれだもの、面白くないはずがない。ちなみに監督と主要キャスト3人はいずれもイタリア系で、しかもほぼ同じ年代というこ…
191127 TEL AVIV ON FIRE ルクセンブルク・イスラエル・フランス・ベルギー合作。脚本(共)・監督」サメフ・ゾアビ(イスラエル人 44歳) この作品、パレスティナとイスラエルの関係をある程度押さえていないと理解しにくい、日本人がやや苦手とする舞台設…
191126 これまでとんと縁のなかった能を鑑賞することになった。親しい合唱フレンドの一人から偶然チケットが回ってきたのだ。 能・狂言を観るのは何十年ぶりか。記憶を辿ると中学生の折、学校の授業の一環で、水道橋にある能楽堂(宝生能楽堂 1913年)へ行っ…
191124 二日続けてのミューザ通い。 日曜日の11時開演なんて、なんでこんなコンサートを予約していたのか、明け方は少し後悔。 しかし、素晴らしい熱演に、やはり来てよかったと思い直した次第。こんな時間でも満員に近い盛況なのは、この二人の共演がファン…
191123 毎回、芸術劇場はパス。ミューザ川崎のみ行くことにしている。 ほぼ毎回聞きに行っている音大フェス、すごくレベルが高くなっている大学生主体のオケが千円で聞けるのは、実にありがたい。 開演前に、エール交換ということで、共演相手校がファンファ…
191120 シーズン2019-2020の皮切りは「トゥーランドット」 フランコ・ゼッフィレッリの創り上げた舞台のきらびやかさ、豪華さ、衣装の美しさ、まさに夢のような空間が目の前に! カラフは当初ロベルト・アロニカの予定だったが、いつの間にかネトレプコの旦…
191119 今日の朝刊に安倍首相の通算在職日数が2887日となり歴代最長と報じられたが、自らその中身を問うて欲しい。権力は腐る。長くいればいるほど。その典型例だろう。 この映画は東京新聞の望月衣塑子記者が官房長官記者会見で孤軍奮闘する場面を軸にして…
191116 佐山雅弘は、昨年11月突然64歳の若さで急逝したジャズピアニスト。その飾らぬ人柄ゆえ、ファン層も厚く、ジャズに限らず広く音楽仲間から絶大な信頼と支持を得て、固い絆で結ばれていただけに、1年後の彼の若すぎる死を悼む追悼コンサートにはそうし…
191114 久しぶりに渋谷へ。 左はオープンしたばかりのスクランブル・スクエア・タワー まずは開業したばかりのこのビルへ。15階から上は、オフィスフロアが続き、最上階の45階は専用エレベーターに乗り換える。ただし、入場料@¥2,000を払った人のみ。当然、…
191113 原題もHOTER MUMBAI 脚本(共)・監督:アンソニー・マラス(アデレイド出身、年齢不詳) 2008/11/26、ムンバイで実際に起きたテロ事件を扱った作品。10年前とは言え、まったくこの凄惨な事件を覚えていないとはどういう訳か。重装備とは言え、たった…
191112 AT ETERNITY'S GATE (永遠の門で)英仏米 112分 脚本・監督:ジュリアン・シュナーベル(NY出身、68歳、「潜水服は蝶の夢を見る」'07、監督だけでなく、しばしば出演も) ウィレム・デフォーが好演しているが、作品としては、賛否分かれそう。監督個…
191111 劇場から案内をいただいていたイベントに。 このシリーズも回を重ねて26回目 あいにくの雨で、出足はいつもより鈍かったようだ。過去何度かこの催し物には参加している。 はじめに、演出、舞台美術、衣装、照明の責任者によるパネルディスカッショ…
191109 今日は前から2列目なんで、オペラグラス不要かと思ったが念のために持って行った。顔の細かな表情などは、肉眼では見えないから、持参してセーカイだった。 堂々たるソリスト陣、圧巻だった。歌唱については、文句のつけようなし。しかも、演技のう…
191106 正直なところ、この名前はこれまでまったく聞いたことがなかった。ところが、検索したところ、世界の主要なオペラハウスには既に出まくっていて、日本ではあまり話題になっていないのが不思議なほど。 ルーマニア出身と言えば、まずはアンジェラ・ゲ…
191105 吉野石膏が近代絵画、とりわけ印象派の作品を相当所蔵しているらしいことはしっていたが、まさかこれほどとは!圧巻の所蔵量とその質の高さには驚く。 夕方の6時に受付と同時に入館、30分ほど自由に鑑賞し、気に入ったものは画像に収める。6時半、い…
191105 GRÄNS (英 BORDER)110分 スェーデン・デンマーク 脚本・監督:アリ・アッバシ(名前で分かるように、イラン系) 並外れた容貌ゆえ、幼少時からひどい差別を受けながらもやっと普通の生活を送れるようになった。港湾の税関検査官として、その特殊な…
1911103 アプリコホールでの第1部と第2部の合間を縫って、招待券をいただいていたこの演奏会へ。ドボルジャークのチェロ協奏曲終演と同時に会場を抜け、下丸子へ。それでも、こちらの演奏会開演から1時間経過しており、2部からの鑑賞となった。 23区中一…
191103 蒲田での合唱練習の後、近くのアプリコへ。 第1部は馴染みのハイドン室内管弦楽団の演奏会。 上野マエストロは昨年6/30真夏の第九、「響友第九」で振っていただいた指揮者 後半は楽しみにしていたドボルジャークのチェロコン! 登場した瞬間、「こり…
191102 ほぼ満員の盛況。高齢者の姿、すこぶる多し。都響には申し訳ないけど、井上道義ファンが多数詰めかけていた模様。 同じ頃に作曲されて、同じ日(1808年12月22日)にウィーンで初演された、あまりにもポピュラーなこの2曲で、しかもこの指揮者、さらに…
191031 演奏時間は47分。あまり馴染みのないものだが、どれもいかにもモーツァルトらしい、素晴らしい小品集。 オケ、合唱とソリストたちの織りなす見事なハーモニーが、世界的に知られる大聖堂の巨大空間を満たし、感動の2時間だった。 ソリスト陣、偶然か…