ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「マリアンヌ」

170227 原題:ALLIED (同士?)米 124分 監督:ロバート・ゼメキス(「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、「フォレスト・ガンプ」) 別の組織に属しながら、モロッコでドイツ軍の要人暗殺指令を受けた二人が、難度の高いミッションを見事に完遂、ロンドン…

音楽ビアプラザ ライオンへ

170224 我が合唱団の指導者のお一人、猪村浩之登場とあって、合唱団からは大挙16名が聞きに行った。愚亭が前回ここへきたのは、数年前、テノールの村上敏明とソプラノ菊池美奈がドゥオコンサートをやった時以来。 今日の演目は、 ヴェテラン歌手4人に加え…

オペラ界の新星☆期待のバリトン歌手 加耒 徹が贈る『春』『恋』『愛』@アプリコ小ホール

170223 午前11時と午後2時の2回に亘ってのリサイタル。演目が異なるので、2度とも切符を買っている人が多かったようだ。予想されたことだが、9割が女性客。今、最も旬なバリトン歌手で、小顔、長身、イケメン、おまけに歌が上手いとくれば、まあこうい…

「スノーデン」

170221 原題:SNOWDEN 米 135分 脚本・監督:オリヴァー・ストーン 愛国者か反逆者か、世界を震撼させた国家機密漏洩の引き金を引いたスノーデン。その並外れたIT技術を駆使してCIAに採用され、さらにNSAで頭角を現していくが、同時に世界中の一般市民までも…

星 由佳子を聴きに

170220 昨年末、とんだハプニングのあった杉並公会堂の第九で共演(?)したメゾソプラノの星 由佳子が新橋のアルテリーベでデビューするというので、本降りの中、出かけた。 何しろこの美貌と170cmを超える日本人離れした体型だから、人気が出ないはずがな…

「家族の肖像」

170220 原題:GRUPPO DI FAMIGLIA IN UN INTERNO 伊仏合作 121分 名匠ルキーノヴィスコンティの最晩年作。ヴィスコンティのきらびやかな作品群の中では、やや目立たない小品的な作品。1974年の作品だが、日本公開は1978年。なぜかリアルタイムでは見ていない…

第33回 5000人の第九コンサート@両国国技館

170219 愚亭にとって、多分最後となる国技館第九、今年で実に33回目となる。 図らずも連続3度参加したこの第九は、今回が歌い納めとなりそうだ。マエストロは31回、32回が松尾葉子、今回が下野竜也。二人の第九に対する考え方の違いが明確で、歌う側…

「陥没」@シアターコクーン(渋谷)

170216 54歳だから、もはや若手ではないだろうが、鬼才ケラリーノ・サンドロビッチの舞台で、設定が昔の東京オリンピック前というところと、出演俳優の多さにも興味を持って渋谷に出かけたのだが、シアターコクーンはほとんど若い、それも女性ばかりで、少し…

歌劇「オテッロ」@新国立劇場中劇場(初台)

170215 素晴らしい舞台だった!もちろん応援している青栁素晴のオテッロを聴きたくてチケットを購入していた。 さて、タイトルロールの青栁だが、出だしは必ずしも万全ではなかったかも知れない。この役、何しろ登場するやいなや、いきなり”Esultate! ・・・…

「ティツィアーノとヴェネツィア派展」@東京都美術館

170215 午後はヴェネツィア派絵画を観、夜はヴェネツィアに因縁のあるオペラ「オテッロ」を観るという具合で、図らずも自分にとってはヴェネシアン・デーとなった。 例によって、高齢者無料日の特権をフル活用して、午後の遅い時間を狙って都美術館へ。 そう…

「海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~」

170214 2月は殊の外忙しく、2週間ぶりに見た作品。原題:FUOCOAMMARE (シチリア方言、標準語ならFUOCA AL MARE. 直訳では海の火。作中、サムエレ少年の祖母が語る戦時中の話で、爆撃で海が赤く染まったことから)伊仏合作 114分 監督・撮影・製作:ジャン…

「沈黙 - サイレンス」

170131 原題:SILENCE 米・伊・墨合作 162分はかなり長い!(原作が日本で、舞台も日本、出演者も多くの日本人が登場するが、日本はキャスト以外、ほぼ関与していないという、やや珍しい作品)原作:遠藤周作、名匠、イタリア系アメリカ人のMartin Scorsese…