241118 仏 1902 LE VOYAGE DANS LA LUNE 脚本・監督:ジョルジュ・メリエス、原作:ジュール・ヴェルヌ、H.G.ウェルズ、ジョルジュ・メリエス
1902年にこんな作品を作っていたんですから、さすがリュミーエル兄弟のフランスならではのこと、それだけで感嘆しきりです。
月面に無事到着して喜ぶ御一行、6人の天文学者たち。クレーターならぬギザギザの月面。
弾丸型のロケットで月旅行にでかけた天文学者ら、なんと月には原住民がいて、彼らとの戦いをなんとか切り抜けて、同じロケットで落下した海は、もう地球という塩梅。月面から地球と思しき惑星が見えたりしますが、これが真っ黄色!
人工着色された16分ほどの映像、史上初のサイエンス・フィクションでもありますが、これを見た当時の人たちは腰を抜かさんばかりに驚いたことでしょう。幻想的な画面に釘付けでした。