ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

陶板レリーフ「きらきら渋谷」

141002 以前、ソプラノのT美さんに教えてもらった、絹谷幸二作の陶板画を見に行った。大体の見当はつけていたが、予想どおりのところにあった。

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ガラケーによる撮影だと、せいぜいこの程度にしか撮れないのが残念。この画家は極彩色の富士を多数描いていて、本作にも富士と大きな太陽が真っ赤に描かれている。全体の大きさは、幅10m, 高さ3.9m。

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きらきら渋谷 kira-kira Shibuya
絹谷幸二 koji kinutani

文部省唱歌「春の小川」は
その昔、里山で生まれたが、
現代の「春の小川」は渋谷の街だ。
新しいエネルギーと文化の香りがいつも漂って
この楽園に人々は集まり
より美しく、より楽しく、時を謳歌する。
街全体が咲けよ、咲けよと
遊べ、遊べと、歌え、歌えよと招いているようだ。

陶板だから、ご本人にもかなり勝手が違ったことだろう。その制作過程を紹介する動画があったので、ここに紹介。

クレアーレ社が作成した動画。

こうした、いわゆるパブリック・アートは、公共施設に設置されているわけだから、誰でも見られるのに、実際は気付かない人も多く、ちょっと勿体ない。

渋谷駅でも井の頭線への通路には、例の岡本太郎作の壁画の大作がかかっている。さすがにあそこは人通りも多く、気付かない人はまずいないだろうが、こちらはさほど人の流れがない場所だけに、ちょっと残念である。