羽田の国際線開港間近で、関連ニュースがやたら増えている。とりわけ着陸回数３０万回に増やすため、ハブ空港化が可能と見ているが、そうは問屋が卸さない。羽田単独じゃとても無理だし、成田と一体的に捉えればと言っても、直行の特急でも走っている訳でもなく、これは絵空事に過ぎない。
仁川、香港のチェク・ラップコク、上海の浦東、バンコクの新空港、シンガポール・チャンギなどなど、あらゆる意味で東京の空港を上回っていて、アジアのハブを取るなど１０年早い。世界一高いと言われる着陸料やら、２４時間化、成田ー羽田直行便等の諸問題を解決してから言いなさいよ。
ところで、羽田に国際便が入ることで、地元大田区、特に我が家から近い蒲田の商店街が浮足立っていることもニュースが伝えている。ちょっと待て！蒲田に空港があるわけじゃないんだから、外国人が来る訳がない。みーんな素通りでしょう。蒲田に何か観光資源でもあれば別だが、なんでわざわざ蒲田みたいなところで途中下車するって考えるのだろう。不思議なレトリックだ。
