131006
アマオケで定評のあるハイドン室内管弦楽団を聴きに行った。入場無料ということもあり、定員1477席がほぼ満員。選曲もいいが、ご当地バイオリニスト登場ということも、盛況の理由だろう。
聞くたびに上手くなるこのオケだが、今日はいつも指導してもらっている吉原葉子さんがコンミスでベートーベン8番、そして独奏でチャイコフスキーだから、いつになく気合いの入った熱演だった。時折脆弱に感じることもある管もすばらしかった!
さて、チャイコフスキーのviolin concertoだが、この方、こんなにお上手だったのだ、と改めて思い知らされたほど素晴らしい演奏で、感動ものでしたよ。しげしげ経歴を見ると、名の知れたコンクールで入賞されていないのが不思議な気がする。余りお出になる気がないのかしらん。
バイオリン協奏曲でも名曲中の名曲、しかも屈指の超難曲であるが、実にかるがるとお弾きになった。バックも見事に盛り立てました。特に第2楽章のクラリネットの低音、よかったなぁ〜。
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