140918
これまでも何度か開催されているだまし絵展、今回は進化すると副題を付けた。Into the futureということで、昔からあるアルチンボルドなどが盛んに野菜や草花、その他の静物をフィーチャーして描いただまし絵から、これまで随分変わり種が出て来ている。それらを総ざらいして、更に今後どんな進化を遂げていこうとしているかを示唆するような内容に。全部で90点ほど。見応え、と言うより、本当に楽しい展覧会になっている。
構成は、
プロローグ:アルチンボルドなど、クラシックな作品群
トロンプルーユ:杉本博司、福田美蘭、須田悦弘など、日本勢がメイン
シャドウ、シルエット、ミラー・イメージ:本体は訳がわからなくても影にしたり、鏡に映すと俄に意味をもってくるような作品群
オプ・イリュージョン:立体作品群
アナモルフォーズ・メタモルフォーズ:エッシャー、ダリ、ホックニーなど。