ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

「砂上の法廷」

160406 原題:The Whole Truth (真実のすべて)94分、米、監督:コートニー・ハント(2008の名作「フローズン・リバー」の監督が女性とは知らなかった!)

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典型的なアメリカ製法廷ドラマ。94分、まったく飽きることなくスクリーンに釘付け。上にあるように、ラスト11分が本作の勝負どころなのだが、意表をつくようなドンデン返しではない。それは前半の展開をじっくり見ていると、ある程度の予測がつくからだ。それが分かるきっかけがさすがに予測不能。そこが一番のポイント。

キアヌ・リーブスが珍しく背広をきちんと着込んだまっとうな役。それより、何より一番興味を惹かれていたのが、ルネー・ゼルヴィガーの変貌ぶりで、実にがっかりだ。ちょっとぷっくりした可愛らしさが消え失せてしまった。口元にわずかにあの時代の片鱗が残る程度。残念至極という他なし。

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⬆︎「ふたりの男とひとりの女」31歳頃とはいえ、だいたいこんな感じだったのに・・・。

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これは、ジョージ・クルーニーと共演した「かけひきは恋の始まり」39歳頃

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⬆︎それが、こうだもの。46歳。

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シャワー室から出ると、夫が・・・。

#26 画像はオフィシャル・サイト、及びALLCINEMA on lineから。