160405 久しぶりに芝居を見に出かけた。
4年前に旅行したアイルランドのアラン諸島の印象が強烈で、イニシュマンはこの諸島のひとつ。このタイトルにまず興味が行き、原作、演出、それにキャスティングを見て、販売開始と同時に予約した。ちなみにアラン諸島は、⬇︎赤い印のところ。
原題がもろ、「イニシュマン島のクリップル(かたわ)」となっているが、さすがに邦題は、そこまでの露骨さは避けて、こういうタイトルに。だが、セリフには放送禁止用語のオンパレード。
役者が皆さん、まことにお上手で、存分に楽しませてもらった。セリフのやり取りが小気味良いテンポで、引き込まれる。特に鈴木杏の台詞回しは際立っていた。
舞台が何しろ絶海の孤島風に暗いところであり、話の内容も同様に救いがたいほど暗いのだが、随所にユーモアを散りばめたところが素晴らしい。
ところで、藤木 孝が出ていたのは、後で気づいた。誰だろう、この小柄な老人は?と思っていたが・・・。1940年生まれだから、現在76。60年代、にやけたツイスト男として、毎日のようにテレビに出ていた、あの藤木 孝だったとは!内容は以下のYouTubeの通り。
いやあ、やはり舞台の醍醐味はまた格別だ。