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ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

MUZA WINE BAR 歌のフルコース ~ 大人薫ディナーコース ~

160616 ミューザ川崎の2階のフォアイエを使った、風代わりなコンサートへ。

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飲み物付きなので、すでにアペリティフを楽しんできる人の姿も。愚亭は20分の休憩時間に赤ワインを飲むことに決めていた。

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壁に掲げてあるのはご存知アルフォンソ・ミュシャ(ムハ)のポスター画のレプリカ。それなりにこの空間の雰囲気作りには貢献している。

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出演者のうち、左側のお二人は旧知、右側の三人は多分今回が初めて。

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飲み物付きでも、これだけチョイスがあるのは、珍しい。さすがにスパークリングは対象外と表示がある。でも、シャンパンでなければ、普通のワインと同じような価格帯のスパークリングを置いておけばよかったのに。ちなみに愚亭はポルコ・ティントをいただいた。多分、リオハ。まあまあのお味。グラス一杯で、結構ほんのりとした気分に。

さて、肝心の歌の方。冒頭、客席後方からハバネラを歌う吉田貞美さんが登場。この方、メゾの触れ込みだが、ソプラノの領域も軽々。あとの演目、ら・ボエームの二重唱でもそれを証明していた。

一方の富田沙緒里さんは、以前、「小鳥売り」で拝見・拝聴していて、相変わらず小顔で可愛らしい。この世界では、珍しく東海大のご出身で、あのバリトン大沼徹さんとは同門の由。お声はやはりお顔通りの優しいソプラノで、ラ・ボエームでは、雰囲気といい、声の質といい、こちらがミミで、吉田さんがムゼッタがぴったりくる感じだが、逆で演じたのは意外だった。

テノール伊藤達人さんは・・・びっくり。こんな立派な声の若い方がいらしたのは、まったく今まで知らなかった。リリコ・スピントでも、柔らかい声も魅力的で、愛妙のネモリーノなどもぴったりだろう。最後に、アンコールで大山大輔さんとの二重唱、「ドン・カルロ」からの「我らの胸に友情を」は、まさに鳥肌もの。ノビシロ、極めて大。期待したいね。以下はドミンゴとレオ・ヌッチの二重唱。

さらに、その後、終演と見せかけて、女性二人がいきなりもつれるようにして客席へ。一瞬ハプニング?と思ったら、そこからフィガロの結婚からの「喧嘩の二重唱」。受けてました。

大山大輔さんは、先日の横浜でニューオペラ顔見世興行でオペラ座の怪人を聞いたばかりだが、今更なので、コメント不要。それにしても、進行役、トークのうまさは抜群。

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富田沙緒里さん。チャーミングな舞台姿は、おじさまたちをほっておかない。

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メゾの吉田貞美さん。芸高・芸大ではヴァイオリンを習っていて、途中から声楽に転向したらしいが、いやまあ、お上手なこと!声のハリが抜きん出ているのと、高音域も楽々こなせるから、一言で言えばマリア・カラスのようなもの。ミミとカルメン、どちらもぴったりだったから、驚く。これから大いに楽しみ。

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芸高・芸大では、同期生だったお二人。右はピアノの畑めぐみさん。今日は弾きにくい電子ピアノで、ちょっと気の毒でした。お疲れ様!

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