ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

まったく色褪せない"WESTSIDE STORY"

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先日、NHKの衛星放送でこの作品を放映していた。我々世代が学生時代に見た1961年度作品ということは、今から半世紀も前に創られたわけだ。今見ても古めかしさをまったく感じさせず、当時の興奮が蘇る。

レナード・バーンスタインの曲といい、ジェローム・ロビンスの振り付けといい、それまでのミュージカルの概念を一変させた、まさに究極のエポック・メーキングの作品。←のように、脚を直角以上に上げるテンポの速い、キレのいいダンスが、この後一斉に取りいれられ、踊るダンサーもいきいき見えたものだ。

ところで、今の若者がこの作品を見て、どう思うのか是非一度聞いてみたいものだが・・・これが難しい。大体、最近の若者は、概して映画館にも行かなければ、テレビ放映でもこういう作品は見たがらないようだ。果たして古ぼけて見えるのか、それとも斬新さを評価するかどうか。「なにこれ、ダッセーの!」の一言かな。