ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

伊勢・南紀の旅3日目

2日目の宿は勝浦のホテル浦島。勝浦の埠頭から専用船で到着する仕掛け。

部屋は何の変哲もない。既にかなり老朽化進行中。食事もビュッフェ・スタイルで正直、おいしいものは何もない。こういう風呂だけが「売り」の、家族向け大衆ホテルだから、こんなもんだろう。いずれ、ここも中国人で埋まることだろう。今回はほとんで出あわずにすんでラッキーだった。
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普通の部屋。一応海が見える。
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窓の外はこんな感じ。
f:id:niba-036:20100806160541j:image:left6つある風呂のうち、一番の呼び物は忘帰洞と言われる大洞窟風呂。潮騒を聞きながらのんびり浸かるのも極楽極楽。他に大浴場が5つもあり、全部制覇した客には粗品贈呈とか。1泊ではほぼ達成不能。年寄りには無理。のぼせあがってしまう。

翌日バスの中で添乗員が確認したら一人だけ6風呂制覇者が。50歳ぐらいのおばはん。意外に皆入っていない。疲労困憊で風呂どころではなかったか。因みに愚亭は当夜2つ、翌朝1つで3か所。十分である。

そのうちの一つは民放のテレビ番組「なにこれ珍百景」で取り上げられたという、山の上にある大浴場。本館からエスカレーターで上るのだが、地上から大江戸線のホームまで降りるのを3回繰り返すようなもの。全長170m、高低差75mとか。さすがに眺望は抜群。

翌日は海岸に沿って一路北上、伊勢神宮を目指す。途中、尾鷲の手前で鬼が城に立ち寄る。ここも50年ぶり。
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波の浸食作用で出来た奇岩。昨年秋の台風で途中行き止まり。ちょっとがっかりだ。

昼過ぎに伊勢神宮に到着。さっそく岩戸屋で昼食。↓名物のてこね寿司とうどん。名物においしいものなし。でも赤福は大好物だが。もちろん本店で購入。日持ちしないのが難。
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この大鳥居をくぐって昨秋掛け替えられたばかりの総ひのき造りの宇治橋を渡って内宮見学へ。
ガイドは岩戸屋の社員。面白い仕組み。
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おはらい町をぶらりぶらり。電柱もなく、どの店も昔風のしつらえで雰囲気を出している。
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おかげ横丁にあるおかげ座で、1/2縮尺で再現された往時の伊勢の街並みを。結構精巧に出来ていて、これと映像シアターを組み合わせて40分、300円は安い!
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