ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

「ミレニアム 火と戯れる女」

f:id:niba-036:20100915185051j:image:left100915 川崎チネチッタ 原題:FLICKAN SOM LEKTE MED ELDEN (THE GIRL WHO PLAYED WITH FIRE)スェーデン、デンマーク、ドイツ合作 第一作「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」の続編。

前作同様長い(130分)が、今回も快調なテンポで、前作以上に飽きる場面皆無で、登場人物がやや多いため、途中少しばかりまごつくものの、息もつかせずラストまで一気呵成に観衆を引きずり込む技は見事という他なし。

前作からほぼ1年経過したという設定。またも難事件に取り組む月刊誌「ミレニアム」社のミカエルと、天才ハッカー、リスベットが真犯人を追いつめる過程が小気味よく描かれている。

前作と別の監督が撮ったが、前作以上の出来栄えと言ってよい。前日の「悪人」にはやや期待外れだったが、これは大当たりである。

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