130112 三文オペラならぬ千円オペラを堪能した。3回目はコジ・ファン・トゥッテ。とびきり耳に残る詠唱はないけど、素晴らしいハーモニーのアンサンブルが次々に登場する、一種ドタバタ風で、オペレッタに近いオペラ。
場所は両国のシアターX(カイ)。開演10分前に会場に着いたので、9割がた席が埋まっていたけど、うまい具合にいい席に座れた。
昨年夏にも千円オペラをここで楽しんでいるが、パフォーミング・アート塾主催公演。若手中心だけど、⬆にもあるように、皆さんなかなかのキャリアであるから、見応え、聞き応え十分で、「ほんとに千円でいいの?」と言いたくなるほどの内容。
主役の6人は、いずれも立派な演唱だったし、極めて限られた予算の中でコスチュームも小道具類、照明もしっかり用意されたのには頭が下がる。こうした地道な努力をしている団体があること自体、ほんとに素晴らしいと思うし、是非とも継続して欲しい。
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