ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

韻松亭で

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ラオス会」の船友たちと上野の韻松亭で会食した。創業はなんと明治8年!「鐘は上野か浅草か」と謳われる寛永寺の鐘楼に隣接することから、当時の博物館館長・町田久成が「松に韻(ひび)く」さまを愛で、韻松亭と名付けたとパンフレットにある。その140年の歴史のなかには横山大観がオーナーだったこともあるとか。

東京に何十年と住んでいながら、初めて利用するだけでなく、恥ずかしながら存在すら知らなかった。精養軒のすぐ脇にあるが、どちらかと言うと地味な外観ゆえに、目立たない。

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通された部屋は庭に面したなかなか乙な個室。

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いただいたのは花籠膳「月」。質量共に十分過ぎるほど。ビール2本と冷酒2合をつけて@¥3300は十分納得の行くコスパである。

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昼のお酒は効くからねぇ。これからトーハクで開催中の「インドの仏」展を見にいくけど大丈夫かいな。