150414
「ラオス会」の船友たちと上野の韻松亭で会食した。創業はなんと明治8年!「鐘は上野か浅草か」と謳われる寛永寺の鐘楼に隣接することから、当時の博物館館長・町田久成が「松に韻(ひび)く」さまを愛で、韻松亭と名付けたとパンフレットにある。その140年の歴史のなかには横山大観がオーナーだったこともあるとか。
東京に何十年と住んでいながら、初めて利用するだけでなく、恥ずかしながら存在すら知らなかった。精養軒のすぐ脇にあるが、どちらかと言うと地味な外観ゆえに、目立たない。
通された部屋は庭に面したなかなか乙な個室。
いただいたのは花籠膳「月」。質量共に十分過ぎるほど。ビール2本と冷酒2合をつけて@¥3300は十分納得の行くコスパである。
昼のお酒は効くからねぇ。これからトーハクで開催中の「インドの仏」展を見にいくけど大丈夫かいな。