ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

満州国軍日系軍官の慰霊碑

201207 最近、ブログネタが尽きると、散歩風景が登場することが増えたと我ながら感じる。今日もあまりの好天で、午後の日差しを浴びながら、本門寺へ。

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過去なんども登場するが、これははずせない。

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本堂も、参拝する人はまばらになって久しい。

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これは今回初めて気づいた慰霊碑。満州国軍日系軍官とある。

愚亭は満州生まれ(奉天、現瀋陽)なので、満州という二文字には敏感に反応するはずだが、今まで気づかなかったとは、これいかに!満州国は1932年創設、そして敗戦と同時に解体されたから、わずか13年という期間に存在した軍隊である。日本軍官とは、主として顧問として所属していた日本人を指すようで、その中には有名な張作霖爆殺事件首謀者とされる人物もいたそうだ。

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墓地から下がったところは公園になっていて、近くの子供たちの遊ぶスペースも提供されている。

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その脇にちょっと目立つ墓碑が。区内にある佐伯栄養専門学校の創始者で、栄養学の父と言われる、佐伯矩(さいきただす)博士顕彰碑。