221010 3シーズン、全34話見終わりました。なんだかなあ・・・って感じです。
「ナルコス:コロンビア編」と「ナルコス:メキシコ編」を延々と見終わり、勢いで、本作も見ることになってしまいました。よくまあ同じような話を飽きずに見たものと、我ながら少々呆れています。
このホアキン・グスマンという男、残虐性は薄いけど、最終的に、殺した人数が2,000~3,000人というから、凄まじいです。彼の頭のいいところは政治の世界に深く食い込み、むしろ大統領を手球にとっていたようなもんです。
実際に動いていたのは内務大臣までやってたソルという、これまた頭のいい男なんですが、ゲイなんで、これがトップにまで上り詰める障害になっちゃって、最後は相方にひどいことをするんですが、トップには行けないんでしょうね。事実とフィクションを巧妙に織り交ぜているから真相は分かりません。
分かっているのは、最終的にチャポはさんざん逃げ回った挙句、とっつかまり、米側に引き渡され、現在も収監中ということです。彼が口を割れば、メキシコ政界に激震が走るはずなのですが、そうなっていないのは、やはりどこかで本人と”取引”しているとしか思えません。
ナルコスと似たような展開ですが、そこそこ見せ場はあったし、脚本は悪くなかったと思います。ま、これで麻薬関係の作品はいいかって感じですかね。今も、しかしメキシコは麻薬汚染が止みません。地元警察から陸海軍が汚染し、政府のトップが結託している以上、根絶は無理でしょうね。そう言う意味では、ひどい国ですよ。