241209 FALLING FOR FIGARO 2020 英米豪 1h44m 脚本・監督:ベン・リュウイン(1946ポーランド生まれ、3歳の時に家族と豪に移住、「セッションズ」2012)
タイトルに釣られて見ました。なかなかよかったです。物語は単純です。ロンドンの証券会社でそこそこ頑張って、ボーイフレンドもいて一応なに不自由のない暮らし向の主人公、ミリー(ダニエル・マクドナルド)が、突如、何を思ったかすべてを放り出してスコットランドへ。
たまたま見たオペラの世界にハマり込み、噂を聞いて、弟子を取らないと公言している元名ソプラノの元へ押しかけ、無理やり住み着いて、新人賞獲得を目指すというもの。
なんの声楽の基礎もないので、無茶苦茶な話だんですが、そこはまあ、大目に見て、1年で予選を勝ち抜いてしまうのですが・・・・
話は単純極まりないのですが、スコットランドの村の情景が素晴らしいのと、ミリー役のぽっちゃり女優が可愛らしくて、最後まで楽しんで視聴しました。当然、登場する数々のオペラ・アリアも楽しめました。ほっこり系、たまにはいいですね。