130629
ハイライト形式とは言え、⬇これだけ歌うのだから、昼から歌手さんたちにとっては、結構大変なのだ。
喜田カルメンは初めてお聞きしたが、低い声が豊かに響く、見事なカルメンだった。ドン・ホセの高田正人さん、これを演じる機会が最近とみに増えているようだ。実に板に着いたドン・ホセで、はまり役と言えそうだ。ピンカートン、カラフ、ロドルフォ、アルフレードやネモリーノなどより、ずっと彼に合っている役柄と思う。もちろん、ご本人はどう思っているかは別にしてね。
詠唱は原語フランス語、お芝居は日本語はいいとして、エスカミリオがカルメンに向かって突如「姐さん！」などと呼びかけるから場内、爆笑。それに企画を担当されたバリトンの松本宰二さん、いつもの茶目っ気から、劇の展開を説明している途中で、ドン・ホセ、カルメンを別々に舞台に呼び出してインタビューと来た。出演者としてでなく、演じている役柄として感想を言うという趣向で、けっこう会場受けしていた。
エスカミリオ、ミカエラ、メルセデス、フラスキータ、みなさん、熱唱を感謝。それに地元の合唱団、いつも感じるが素晴らしい！
終演後、舞台衣装のまま男性陣はすぐロビーに出て来てくれたのでいつものように記念撮影。
高田正人さんと一緒に映っているのは、応援に駆けつけたソプラノの富岡由理弥さん。
（画像のブログ掲載許可はいただいています）
#28
