ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

「マッドマックス 怒りのデスロード」

150625 原題:Mad Max Fury Road 豪 120分 [製・脚・監]ジョージ・ミラー(豪)、シリーズ第4作。これまでは同じオジーのメル・ギブソン主演。第4作で初めてトム・ハーディ(英)を起用。

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途轍もない映像を創り上げたものと、ただその一点に脱帽。こうなると、展開がどうのこうのというより、ただひたすら映像・音響を楽しむのみ。2Dで鑑賞したが、それでも凄まじい迫力!

2003年からあたためていた構想で、実際ナミビアでの撮影もあらかた終わっていたらしい。これまで同様、メル・ギブソンを使うつもりのジョージ・ミラーだったが、ギブソンが、自身でメガフォンを取った「パッション」を製作していた時期と重なり、止むを得ずトム・ハーディ起用になったとか。⬇︎

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なにしろ、前3作を見ていないから、比較不可だが、映像と壮絶なアクションは十分堪能できた。なんと信じられないことに8割方が実写で、CGを使っていないというから、まあエンディングロールでのスタントの多さも当然だろう。

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⬆︎こんなシーンの連続!

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一番の驚きははシャーリーズ・セロン!彼女のような美人スターがよくこんな役を引き受けたもの。熱砂の砂漠での過酷極まりない撮影に、よく耐えたと感心する。そう言えば、彼女、南ア出身で、案外ナミビアも隣国ゆえ、馴染みがあったかな。汚れ役では、女性殺人鬼役「モンスター」(2003)でアカデミー主演女優賞を取っている演技派美人女優。

#49  画像はIMdb及びALLCINEMA on lineから