ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

懲りずにフランス−2

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2日目、歩いて5分ほどのサンジェルマン・デ・プレに出て、ここで朝食と洒落込んだ。5年も住んでいて、その後、11回も来ていて、一度も入ったことがないという、我ながら呆れる程縁がなかった。別にどうということもない、ただのカフェだが、ま、古いのと場所が場所ゆえ、古来、随分色んな人たちがここでお茶したり食事したというだけのこと。動画http://youtu.be/qtfthYGxLQU

カフェ・オ・レとクロワッサン一ケで800円ぐらい。ここに座って前を行く人々をのんびり眺めているのはまことに楽しい。

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パリ市内は例の貸し自転車システム(ヴェリブ)が導入されて久しいから、利用客が昨年に比べるとぐっと増えた印象。路面にこんな印をつけるなど、対策はしっかりやっている様子。この道も中央部が僅かに凹み、全体に斜面にして雨水がたちどころに処理されるように出来ている。この辺はなかなか参考になるのだが。

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この人、イラン人移民だったか、最近日本のテレビでも取り上げられたことがある人物。セレブでも何でもなく、例の日本でも街角で売られている「BIG ISSUE」などを売って生計を立てている。ただ、何しろ元気いっぱいで、町の活性化に貢献しているとか、そんな理由だったかな。この扱いがいかにもフランス的。

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サンジェルマン・デ・プレ教会の正面の歩道がめくれ上がっている。何事かと思えば、これが噴水。まったく意表をつくことを考えつくもの。

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パリをブラブラ無目的に歩いていても、時折おもしろい光景があるから、やめられない。これはケータイ用カバーだけど、誰がこんなもの買うかしらね〜。

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セザンヌが2度受験に失敗したECOLE DES BEAUX ARTS、なかなか重々しい正門。我がホテルはここから5分。

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言わずと知れた錠前。特に芸術橋付近のブキニスト、最近こんなものを売り始めた。買うカップルが多いと言うことでしょう。