121017 上野で開催中の二つの展覧会へ。まずはこれ。
日中国交正常化40周年 東京国立博物館140周年 特別展「中国 王朝の至宝」
午前11時頃に平成館に着いたが、殊の外空いていて、たっぷりと見ることができた。詳細は➡http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1495
各作品に付してある解説が頼み。特にあの時代の中国で使われていた日常品の名称が難しく、日本語の下に記載されている英文を読んだ方が分かりやすい場合が多々。
タイトルに「至宝」と謳っていても、実際に行ってみると、本当の至宝は一点だけで、後はどうでもいいような物が並んでいる、看板に偽りありが珍しくないけど、この特別展は正に正真正銘の至宝ばかりで、まことに壮観。ちょっと中国6000年に詳しくなったような気がしながら、出て来た。
ついで、本館で開催中の出雲展も覗いてみた。
詳細➡ http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1473
一番たまげるのは⬆これ。1/10で見上げるような大きさだから、実物がいかにすさまじきものであったか、想像できようというもの。そして、基礎部分で使われていた宇豆柱(うずばしら)は、10年前の調査により、遺構から見つかっているが、その実物が展示されていて、その太さにまた驚かされる。これは、実際に行ってみようと思った次第。