ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

「レ・ミゼラブル」

121224  川崎チネチッタ 純正英国製 監督:トム・フーパー、出演陣も英国出身者多し。ただし、ヒュー・ジャックマンラッセル・クロウはオージー。アン・ハザウェイアマンダ・サイフリッドは米人。

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ミュージカルでは、ロンドンと東京で、更に過去の映画作品でも見ているが、この作品ほど感動を受けたことはなかった。ラストは涙、滂沱である。

従来のアフレコでなく、今回初の試みとして、撮影しながら歌うというSinging Live方式を採用、その効果は大きい。出演陣も一様にこれを絶賛、この方式のお陰で演技もしやすかったと。

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宿命の二人、ラッセル君もこんなに歌えるとは思わなかったが、何と言ってもジャックマンの歌唱力にはほんとに脱帽だ。これまでミュージカル出演もあるし、実力のほどはある程度知ってはいたが。

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アン・ハザウェイさん、泣きながら歌うという離れ業。この人、見直したなぁ。例の I Dreamed a Dreamを熱唱。

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コゼットがまたかわゆいのだ。この子役、ヘンにこまっちゃくれてないところがいい。

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バリケードのシーンも圧巻だ。この辺りは舞台では再現できない迫力がある。

エポニーヌの出番は少ないが、その代わり一番の歌がある。On My Own  演じているサマンサ・バークス(英国、マン島出身)は余りパッとしないが、歌唱力はある。

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舞台挨拶で来日した顔ぶれ。左はプロデューサーのキャメロン・マッキントッシュアン・ハザウェイ、髪の毛がだいぶ戻って来ている。その他、成人したコゼットをやるアマンダ・セイフライドが高くきれいな声を響かせる。翻って日本の映画俳優たち、こういう真似ができるだろうか。

#93  画像はALLCINEMA on lineから