130108 ソプラノ、佐藤優子さんとテノール、新海康仁さんが出演するロビコンへ。ここは初めてだったが、丸の内トラストシティーや初台のオペラシティーのロビコンに比べると、高層ビルだけにランチタイムの人の出入りが頻繁で、騒音がかなりのレベル。それでも歌う側からすれば、余り気にならないとのこと、意外である。
副題がAnniversary of Composerとなっているように、前半は今年が生誕何年というキリのいい数字の作曲家の作品が並んだ。ワグナーとヴェルディが、二人とも今年が生誕200年というのは音楽愛好家なら大体知っていることだが、それ以外の作曲家については、よく調べたものだ。
後半はそのヴェルディの代表作の一つ「椿姫」からのシェーナをいくつか。佐藤優子さんの「花から花へ」では、ラストの聞かせどころをEsでしめくくったのはさすが。しかも、余裕の発声。余裕がなければ、なにも無理することはない。あのネトレプコだってEsは出していないのだから。
それにしても、まだ午前中とも言える時間帯で、テンションを上げるのは大変なことだろうにお二人ともえらい!終演後、写真を撮らしてもらい、ブログ掲載を快諾していただいた。左端はピアノ伴奏の石塚幸子さん。「椿姫」の解説・進行もおつかれさま。
#1