140707 曾野綾子の講演を聞きに、渋谷の総合文化センター大和田さくらホールへ。
よく分からない団体、「ジャポニズム振興会」主催で、その活動の告知映像が延々と流れた後、琴と三味線による演奏が20分ほど。背景に、天の川の映像が流れる。そう言えば、今日は七夕だった。
箏曲演奏、司会進行は同振興会の副会長でもある大谷祥子。
ということで、登場した曾野綾子、天の川関連で、自分が嘗てマダガスカルの地方都市へ行き、医療活動をした折に見上げた空にくっきり見えた天の川についてひとくさり。この部分、丁度カミさんが買って来た「風通しのいい行き方」の冒頭部分に書かれている内容で、そこから敷衍して世界に置ける日本のあり方、日本人の生き方について100分ほど話された。
彼女の声は、かなりこもった音質で、余り滑舌も明晰でないから、よく聞き取れないところがあったのが残念。事前のマイクテスト、もう少し工夫できなかったか。
会場は高齢者で満杯。いつもながらの光景だが、いつもと異なり、男性が多かったのが印象的。質疑の時間で質問した4名は全員男性。快刀乱麻の受け答えに拍手喝采していたのもほとんど男性であった。
文筆家の講演というのは、どうもイマイチで、この内容なら、自宅で本を読んでいた方がよかったかなと思った次第。