150520 20回目辺りから毎年見に来ている、楽しい、楽しい展覧会。そして初日や中日にこうしたミニ・コンサートが開催されるのも嬉しい。今回は、スコットランド民謡「広い河の岸辺」の訳詞で、このところ全国区になったやぎりんこと、八木倫明さんと仲間たちのコンサート。今年から会場を千駄木にあるSTOODIO SENDAGIに移した。
この絵、会場になったSTOODIO SENDAGIの上に顔を出したバッハを描いていて、今年の案内カードに使われている。そう、このレンタル・スペースは長屋なのだ。しかも、2階の一部にはまだ実際に住んでいる人がいるというから驚く。長屋と言えば、都美術館から徒歩移動中、谷中5丁目あたりに、⬇︎こんな長屋が。
谷中界隈を歩くのは久しぶりだが、実に昭和の香り濃厚で、こんなところに住める人が羨ましい。
さて、小澤画伯の作品。今回はバッハがテーマで、壁面を大小さまざまな格好のバッハが埋め尽くしている。
が、中には、こんなものも。
バカにしていた宝塚にひょんなことから入れ込んでしまい、最近立て続けに4回も見に行ったとおっしゃる。これは、退団したばかりの柚希礼音(ゆずきれおん)を、ナポレオンに見立てた図柄。例によって、缶ビールを使用している。
一隅には、小澤夫人の作品である、焼き物が並ぶのは毎年のこと。
スタジオの中央部には音響設備とラックいっぱいのLPがレトロな雰囲気を醸し出す。さて、6時になったので、いよいよやぎりんバンドの登場。
一気に9曲の演奏があり、最後に「広い河の岸辺」を、メゾソプラノ大前恵子さんの指導で、会場に居合わせた全員(30人ぐらいか)で大合唱。
八木倫明さんとアルパの藤枝貴子さん。