160810 兄の絵をダシにして、年数回、姉兄と会場に集まり、その後、飲み会で昔話をするのが、いつの間にか定例化。
今回は3点を出展、例によって何れも飛行機をモチーフにしたもの。
「ソフトランディング」と題する10号の油彩画、手前に大きくコスモスを配している構図。もちろん実際の景色でなく、勝手に組み合わせたものだ。機体については、専門家である兄が詳しく説明してくれたが、忘れた。
「お手入れで今なお現役」油彩F8号 黒い額の四隅に、こんな金具を打ち付けて、メカニックな感じを出す工夫も。斜めに張り巡らされたワイヤーがいい緊張感を出しているとは、指導者の講評。
下の横長の金属板に機体の番号がふってあるが、実は金属ではなく、テープなんだそうだ。よく見ないとこうした小細工が分からない。
このグループを指導する平賀画伯の、ちょっと変わった試みが展示されていた。富士をテーマにスケッチして、そこに細かく後から塗る色などを具体的にメモしている。
それを基に色をつけた素描。空欄に細かいメモが見られる。
それをジークレーという手法で仕上げたものがこれ。ジークレーとは、フランス語で吹き付けて色をつける、つまりリトやシルクスクリーンと異なり、版を用いず、最新鋭のプリント技術でプリントしたもの。実に面白い作品だ。
その後、有楽町駅の反対側にある英国パブ風の、その名も”ROSE & CROWN”へ行き、ビールで乾杯。